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2024年度の第106回全国高校野球選手権大会の各都道府県大会は佳境を迎え、27日には全国で一気に16代表が決まる。 春夏通じて初出場を狙うのは、山形城北（山形）つくば秀英（茨城）長野俊英（長野）綾羽（滋賀）で、大分舞鶴（大分）は夏初出場を狙う。すでに初出場を決めている札幌日大（南北海道）聖和学園（宮城）新潟産大附（新潟）の3校に次ぐ初出場が誕生するのだろうか。 久しぶりの出場を狙うのは、富山北部（富山）の55年ぶりを筆頭に、32年ぶりの大社（島根）、15年ぶりの高知（高知）長野日大（長野）滋賀学園（滋賀）となっている。 連続出場では、明豊（大分）が最多の4連覇を狙い、星稜（石川）が3連覇、前橋商（群馬）富山商（富山）北陸（福井）広陵（広島）英明（香川）神村学園（鹿児島）が連覇を狙う。春夏連続出場がかかるのは、センバツVの健大高崎（群馬）をはじめ、星稜、敦賀気比（福井）広陵（広島）高知、明豊、神村学園となっている。 出場回数では岐阜の県立岐阜商が歴代単独4位となる31度目を狙い、広島では広島商が25度目、広陵が26度目を狙って直接対決する。 福井の北陸－敦賀気比、広島の広島商－広陵、香川の高松商－英明、高知の高知－明徳義塾などは、優勝候補が前評判通りの強さを見せて決勝に進んでいる。ファンにはたまらない魅力が詰まった試合となることが期待される。

高校野球ドットコム-9時間前

夏の高校野球群馬大会は、２５日の悪天候のため継続試合となった前橋商業と樹徳の準決勝１試合が行われました。 準決勝の第２試合は、連覇を狙う前橋商業と樹徳の対戦。継続試合は、３対３、５回ウラの樹徳の攻撃から再開しました。試合が動いたのは７回ウラ、樹徳は、この回先頭の７番大隈。前商のプロ注目右腕・清水の初球をレフト線へ。この試合３本目となる２ベースヒットで出塁します。続くバッターは、２番手として登板しているピッチャーの北爪。右中間へのタイムリー２ベースヒット。４対３と樹徳が１点を勝ち越します。追いこまれた前商は、９回オモテ。代打本多がセンター前にはじき返し、先頭バッターが塁に出ます。続く１番庭野はセンター前ヒット、２番小池はセーフティーバントでノーアウト満塁と絶好のチャンスを作ります。ここで、３番高橋一輝はレフトへの犠牲フライ。４対４の同点に追いつきます。この後、押し出しで勝ち越した前商は、なおも２アウト満塁で７番髙橋風雅。左中間への当たりは、走者一掃となるタイムリー２ベース。前商が９回オモテに一挙５点を奪い、８対４と試合をひっくり返します。９回ウラ、樹徳は前商・清水からヒットとエラーなどで１塁３塁としますが後続が打ちとられゲームセット。前商が８対４で樹徳を下し、２年連続の決勝進出を決めました。２７日１０時プレーボール予定の決勝戦は、春のセンバツ王者・健大高崎と大会連覇を狙う前橋商業の対戦となりました。

群馬テレビ-11時間前