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今日は本長篠駅にやってきました。 今回のお題は?新城市なぜここだけ石垣!?ここに高い石垣がありますね。手前にガードレールがあるのでこれ道ですよね?ここは山みたいになっていて・・・なんでここ一部だけ、ここだけ石垣があるんでしょう?
写真を頼りに探す武田アナ
もうちょっとこの中かな。おっ、あれっ?高い壁がありません?すごい高い壁!昔に作られたような雰囲気がありますけど
この石垣は一体なんなのか?新城市に問い合わせてみると、詳しい人を紹介してくれることに
(石井さん)旧田口鉄道の橋梁です。
教えてくれたのは、この旧田口線を研究している石井さん。この路線、今は廃線ですが、50年ほど前まで、現在のJR飯田線の本長篠駅から先、三河田口駅までの11駅を結んでいました。
(武田アナ)ここに鉄道ができるっていうことは需要があったんですか?
当時、豊橋駅から長野県の飯田まで北東に伸びる路線はありましたが、新城市の北側は鉄道空白地帯だったんです。住民の声に加え、決定打となったのが
(石井さん)設楽町の西側の奥に当時宮内省の森だった御料林というのが あったんですね、宮内省がスポンサーになってごりょうりんの木を伐りだす、それを運び出す目的として鉄道を通したというふうに言われています。
1932年に開業すると、1950年代には茶臼山や鳳来寺への観光ブームが起き、旧田口線は多くの利用客でにぎわいました。しかし、自動車が普及し利用客が減ったため、1968年に廃線に。旧田口線はレールを撤去して県道や市道に作り替えられましたが、なぜこの橋梁は残されているのか
(石井さん)(元々所有している)鉄道会社さんに聞くと、行政の方に払い下げたよって教えてもらえますし行政に聞くと鉄道会社さんのものですよって(教えてもらえるので)特に(記録は残って)ないです。
所有者かハッキリすると撤去しなければいけなくなりますが、その責任を負いたくないためうやむやになっているとの説があるそうです。
今は風景として、昔の雰囲気を残しながら町の一部になっているんですね。
コレなに発見伝、新23巻に認定!
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