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ブランドバッグにあてているのはマイクロスコープ。
AIによる真贋判定です。始めたのは…
名古屋の買取店大手、「コメ兵」です。
名古屋は業界大手が乱立する買取店の激戦区ですが、買取の敵といえば…
去年、名古屋税関が摘発した「偽ブランド品」は10万9472点。コロナ禍によるネット通販利用者の増加に伴い、その数は年々右肩上がりで増えています。
コメ兵が独自で開発したAI査定システムは、商品の拡大画像を店が保有するデータと照合し、真贋を判定します。
(スタッフ)「いらっしゃいませ。どうぞこちらに。」
やってきたのは、70代の女性客。
(女性客)「シャネルのダブルチェーンのカバンです」
(スタッフ)「早速拝見させていただきますね」
機械による査定にこの女性は…
(女性客)「繊細に映るのね。傷とかいろんなのが。」(スタッフ)「そうですそうです。でも正直、本当に綺麗な状態なので!」
「基準内」。本物でした。
査定額は38万円!買取成立です。
AIを導入したことで、客の満足度は上がっているといいます。
(女性客)「希望額よりもちょっと上乗せしてくださったので、決めました。すごく喋りも親切で良かったです。」
(コメ兵 AI開発室 林マネージャー)「買取はいろいろな事を同時にやっていかなきゃいけない。テクノロジーでできる部分はテクノロジーを利用して、お客様との会話をより充実させてご満足してお帰りいただく接客を目指しております」
愛知岐阜を中心に全国23店舗を展開する買取王国は、今年3月からAI査定を取り入れました。査定するのは、トレーディングカードです。
例えば、こちらの2枚。絵柄も型番も全く同じ。
ところが、こちらのAI査定機にかけると…
なんと一つは10,000円で、もうひとつは100円。実は10,000円のカードは限定品。
カードを傾けると、一方にはホログラムが…
これまではカードごとに専門知識が必要でしたが、これなら誰でも簡単に、大量の査定が可能。今後の取引拡大に期待を寄せています。
(土屋さん)「今回AIの査定機を導入したことにより、お客様の数も増えましたし、買取の方も徐々に増えてきました。どんどんトレカの規模を大きくしていけたらなと考えています。」
買取激戦区名古屋。AIが市場にさらなる活気をもたらしそうです。
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