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突然床に転がった男性。
その様子をカメラがとらえていました。
(機械音)「危険レベル2を検知しました。危険レベル2を検知しました。」
映っている人に一定時間、動きがないと、AIが異常を感知。外部に通知するシステムです。
サービスを始めたのは名古屋にある「OptFit」という会社です。
(Opt Fit 渡邉CEO)「最近、無人の施設が非常に増えているが、安全面に課題を抱えている事業者が非常に多い。」
(渡邉CEO)「AIが防犯カメラの映像から人が動かなくなってしまったり、倒れているところを自動で判断してくれる。」
AIカメラの技術でフィットネス業界に商機を見出した渡辺社長。2年前、オプトフィットを立ち上げました。いわゆるスタートアップです。
スタートアップ「不毛の地」ともいわれる愛知県。
都道府県別の大学発ベンチャー企業数を見ますと、愛知は東京や大阪はもちろん、神奈川や福岡に対しても後塵を拝しています。
自動車関連を中心に地場の産業が堅調な愛知県では、逆に学生が起業しようという文化が育ちにくいという指摘もあります。
ノートパソコンで資料の作成。こちらはリモートで会議でしょうか?そしてこちらは商談中。
ここは、ソフトバンクが愛知県から運営を委託されている「PRE-STATION Ai」です。
目的はスタートアップ支援で、ワーキングスペースの提供や経営相談、時にはファンドを立ち上げ、若い起業家への資金援助もしています。
スタートアップ不毛の地と呼ばれる愛知に国内最大級ともいわれる拠点施設。その狙いとは?
(PRE-STATION Ai 山内統括マネージャー)「愛知県は特にものづくりの産業基盤があるので、そこが非常に大きなチャンスがあると思い今回愛知県で立ち上げを行っている。」
(山内統括マネージャー)「スタートアップいろいろな領域があるが、製造業含めてまだデジタル化が進んでいない領域が多々あると思い、そこがチャンスだと思った。」
8月24日、PRE-STATION Aiで、あるイベントが開かれました。
プレゼンに臨んだのは、LIRISというソフト開発のスタートアップ。
企業が扱う膨大な契約書を、AIの技術を使って管理するサービスを開発しました。特に製造業では、取引先と膨大な契約書を交わしますが、このシステムなら、契約先企業の情報や契約内容などをAIが分析。一元管理してくれます。
果たして資金調達はできるのでしょうか。
手応えは?
(鈴木CEO)「まだまだこれからの部分もあるが、これまで繋がることができなかった方々と多く繋がることができ、本当にありがたいと思っている。」
(日本経済新聞 安西記者)「愛知にはもともと盤石な自動車産業がありますが、電気自動車への移行など100年に1度といわれる産業変革の時代にあって、自動車産業に過度に依存することへのリスクも指摘されています。愛知にはものづくりの産業基盤や優秀な大学が多いといった潜在力があるのでスタートアップが生まれやすい環境が整えば新たな産業構造を作ることが可能なのではないか」
(山内統括マネージャー)「これから日本はいろいろな産業が衰退していくとみられているが、スタートアップを日本復興のシンボルにしたい。」