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シンカイヒバリガイの稚貝を受け取る。
細いピンセットで貝殻を丁寧にはがす。
重金属(オスミウム)を溶かした液体に貝を入れ、電子顕微鏡で観察するために重金属を付着させて黒く染色する。
4種類の樹脂を混ぜて樹脂液を作る。
重金属で黒く染まった貝に樹脂液を浸み込ませる。
樹脂が浸み込んだ貝を型に入れる。
恒温器に入れ、じっくり温めて樹脂を固める。
少し休憩…(JAMSTEC茶道部)
貝と共に固めた樹脂ブロックを、超薄切片作成装置(ウルトラミクロトーム)に取り付ける。
ダイヤモンド製のナイフを使って500 nm(1万分の5ミリメートル)の薄さの切片に切り出す。
水に浮かんだ切片を歯ブラシの毛ですくい取り、スライドガラス上の水滴に乗せて乾燥させる。
切片が乗ったスライドガラスを走査型電子顕微鏡にセットする。
20 nm以下に細く絞った電子ビームを高速でスキャンさせながら観察し、稚貝の体の細胞の中にいる共生細菌を探す。
目的の共生細菌を見つけ、電子ビームを低速でスキャンさせて画像を記録する。