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2024/02/15なまめかしく光る、カーボンのボディ。
動き始めたのは…巨大な腕!?
こちらは、目!
その正体は、クレーン車の先端に取り付けられた、なんと「ヒト型重機ロボット」!
JR西日本が実証実験にのり出すなど、いま注目を集めているんです。
感電や転落のリスクがある高所作業をロボットが担う事で、「労働災害ゼロ」を目指すのが目的。
注目すべきは、AI任せではなく、『人が操作する』ということ。
VRゴーグルでロボットの視界を確認しながら、操縦かんとロボットの腕が連動して動く設計で、作業の安全性は人が担保します。
(人機一体 社長 金岡博士)「複雑な人間の作業をAIを使って完全に代替するというのは、当分不可能。AIが出来ないところは人が操作すれば良い。その時に、人と似た形のロボットであると、非常に操作しやすい。人間の右腕がロボットの右腕に対応していて、人間の左腕がロボットの左腕に対応している」
この独特な風情の人物こそ、ロボットの開発者にして、滋賀県草津市に拠点を置く、その名も「人機一体」という会社の社長。
こう見えて、目標は大真面目。
(金岡博士)「世の中から重労働を無くしたい。人間の体と力学的に物理的にロボットを繋げることによって、身体能力を究極に拡張することができる」
JR西日本をはじめ、多くの企業から出資を受け、開発を進めてきました。
製作期間は11カ月。部材のほとんどを既製品で揃え、コストを下げつつ、独自のプログラミングで動きを制御することで、直感的な操作を可能にしました。
記者が実際に体験!
(記者)「おお…操縦かんが私の手元にピッタリとやってきました」
腕を持ち上げてみると…
(記者)「(自分の手に)抵抗を受けているような重みがある」
(エンジニア)「ロボットが感じてる力をパイロットに返す仕組みがある」
(金岡博士)「力がシンクロしてるっていうのが我々の技術の肝で、普通のロボットだとなかなか、ああいう感覚にはならない」
力がシンクロすることで、人とロボットに一体感が生まれます。
(記者)「ちょっとなんとか…どうでしょうか?」(エンジニア)「いった!いった!」
初心者でも、1時間程で繊細な作業が行えるようになりました。
(日本経済新聞 木下支局長)「ロボット単体ではなく、人が介在する『アバター(分身)ロボット』を開発する、人機一体のようなスタートアップが次々と生まれている。2028年には世界の市場規模が6億8000万ドルとなり、『アバターロボット元年』と言われる2020年の3倍以上の成長が見込まれている。今後はより複雑で繊細な動きが出来るかどうか、それが開発の焦点になる」
(金岡博士)「これがもっと発展していけば操作している人にとっては、自分の体を操っているようにしか思えないようなロボットになる。こういう究極の体を手に入れた人間が、どう進化するのか見てみたいっていうのはあります」