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1830年をテーマにした理由
ロマン主義/ロマン派とは「ここにはないものをありありと描く」芸術的態度
「ロマン」の原義はロマンス諸語で書かれた物語
ブルクミュラー「貴婦人の乗馬」=中世の騎士道?!
ロマン主義を促進した背景(フランス大革命~七月王政)
フランス大革命が音楽家のステイタスに変化をもたらした
恐怖政治の時代にピアノの即興で命拾いした名手エレーヌ・ド・モンジュルー
パリ音楽院の学生は革命祭典で活躍
第一共和政⇒第一帝政(ナポレオン)⇒王政復古(揺り戻し)⇒七月王政
七月王政時代は自由主義と産業の発展がピアノ音楽文化に力を与えたーショパンやリストの世代のメンタリティ
1830年、ロマン主義の創作が表面化する(シューマン、ベルリオーズ)
ピアニストたちの変化:リスト(19歳)のリアクション
ショパン(20歳)のリアクションー「革命」エチュードのイメージを探る
ポーランド11月蜂起の失敗に対する心情/援護してくれないフランス政府への怨恨
ショパンの内面に巻き起こったロマン主義的イメージを読む
ショパンが体験した「感情の死」と憂鬱(メランコリー)
「憂鬱」= ロマン主義のキーワード
ロマン主義芸術家と「青白い肌」
リストに献呈されたショパンの《練習曲集》作品10:献辞が「F. Liszt」ではなく「J. Liszt」の理由
リストは「リッツ」と発音されていた?
ロマン主義は、世界認識のモードの変化をもたらした―芸術家は、「ロマン主義的な自我」を意識し、振る舞うようになっていった。その画期が1830年だった。