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三味線の棹(さお,竿) 通説と実態
「通説」の目次
(1)棹の価値 ①耐久性 ②外観 ③音色
(2)棹の種類 細棹、中棹、太棹 正寸、短棹 花梨、紫檀、紅木、金細、トチ 三つ折、延べ棹
(3)棹の価格 材料費が多い方が高い 希少な材料は高い
「実態」について
「実態」を調査してきた背景
「実態」の目次
外観と棹の種類:実態は三味線材は多種多様 木材ひとつひとつ様々な個性がある
耐久性と音色と価格 基本的に「硬さ」は大切 実態は性能と価格が一致していない 偽物が普及している 本当の価値の判断がプロの役割
耐久性のまとめ 実態は棹の硬さは大切だが、かんべりは奏法との両立が大切
価格のまとめ 実態は棹の質に対して価格がバラバラ プロしか見極められない
音色のまとめ 棹の硬さは一つの指標ではあるが、音色は単に棹が硬い(重い)だけではあまり意味がない
自分にあったモノ 多くの方が自分にあった三味線に出会えない 試奏をさせてもらえない特殊な弦楽器だった 1mm単位で合う合わないがある 棹を選ぶポイント 体験(試奏)が必要
楽器選びの結論「楽器の限界があなたの限界を決める」
(1)後悔する人/しない人「五つの悪いパターン、二つの良い選択肢」
(2)楽器の価値「音色」「耐久性」「状態」「希少性」「美しさ」
(3)三味線の種類「細棹」「中棹」「太棹」「撥(バチ)」「駒」演奏の比較 「花梨」「紫檀」「紅木」
(4)付属品とメンテナンス「特に撥選びが重要」「良い三味線はメンテナンスすれば長く利用できる」
(5)音色に関係がある部位「上駒、サワリ、弦、棹、駒、皮、胴、撥」
時代と音色「昭和と令和の違い」
(6)昭和と令和の違い「製作/販売者が激減」「良い材料の確保が難しい」「自由に選択する人が増えている」
(7)価格相場「現在の状況と当面の予測」「価格表と目安」
「上級編」芸術に向かう理由と楽器との出会い
はじめに
通説 音色と耐久性 「通説がある様でない 迷信が多く実態がわからない」
実態とは物事の本当の姿
実態(1)なぜ太鼓なのか なぜ三味線には太鼓・皮が必要なのか 東洋思想がルーツ 太鼓は大地の象徴
太鼓は心臓の象徴 伝統芸能真の奥の深さ 生命を吹き込めるか それには皮張りが重要
実態(2)音色と耐久性
もし三味線に皮がなければどんな音色になるのか?
天然皮が張ってある三味線の音色(サワリ無し)
①皮の張り方と音色と耐久性 「三味線らしさ」 三味線にしかできないこと
皮が張り緩すぎる音色
皮の張りが強すぎる音色
一例 三味線の個性を活かした音色(代表的なモノ)
①皮の張り方と音色と耐久性 「エンタメぽさ」
①皮の張り方と音色と耐久性 「耐久性」
三味線の皮張りには「三味線らしさ」「エンタメぽさ」「耐久性」の何を優先するか考えて皮張りを行う必要がある
しかし実態としては、三味線を自分で選ばせてもらえない 説明も試奏も試聴もなくポンと渡される三味線
②皮の種類と音色と耐久性 皮の種類と特徴「厚み」「硬さ」 それぞれの皮の特徴 三味線らしさエンタメぽさを優先するなら
実態としては 皮の種類も選ばせてもらえない 硬い天然皮を強く貼るか合成皮の音色 4パターンの音色比較
4パターンの皮の張り方をするとどんな棹、どんな胴でも同じ様な音色になるためどんな三味線でも似た様な音色と言われる
三味線の個性を活かしたモノとは
三味線の音色に関係のある部位 上駒、サワリ、弦(糸)、棹、駒、皮、胴、撥
どの様に皮を選びどの様に皮を貼るかは三味線と奏者個性により異なる
実態(3)試奏で選ばれるモノ 日本最大級の在庫を試奏いただき実態を調査した 個性を活かしたモノ 作り手の都合(工業製品)
生きている音色とは
三味線の部品と音色 ①音色に影響する部品:上駒、サワリ、弦、棹、駒、皮、胴、撥
上駒と音色
サワリと音色 (山サワリ,東(吾妻)サワリ)
弦(糸)と音色 (絹vsテトロンvsナイロン)
棹と音色 (細棹vs中棹vs太棹)
駒と音色 (竹vs象牙vs水牛+オモリvs紫檀)
皮と音色 (犬皮,四ツ,合成皮 張り方、厚みと音色)
胴と音色
撥と音色 (プラスティックvs木vs鼈甲vs象牙)
三味線の部品と音色 ②条件次第では音色に影響がある:糸巻き、天神(海老尾)、音緒
糸巻き,天神(海老尾)と音色
音緒と音色
三味線の部品と音色 ③音色上は注意が必要な点:音色改善グッズ、金細、綾杉胴
全体と部分と必然性 三味線には400年歴史がある