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❶東日本大震災から10年となった3月11日、高崎市等広域消防局(植原芳康局長)は同市八千代町の同局敷地内で、大型バスが絡む多重事故を想定した訓練を行った。訓練前には、参加者が被災地に向かって黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。
❷高崎市のGメッセ群馬で期間限定営業で宮城県産のカキを提供している「出張カキ小屋」は3月11日、東日本大震災が発生した午後2時46分に合わせ、スタッフや来店客が黙とうし、被災者や被災地に思いをはせた。炭火でカキなどを焼いて味わっていた人たちは皆、手と口を止めて約1分間、目をつむったり、手を合わせたりしていた。
❸東日本大震災で亡くなった人を追悼する慰霊祭が3月11日、前橋市の熊野神社で開かれた。地元住民ら約30人が参列し、地震発生時刻に合わせて黙とうし、震災の犠牲者へ祈りをささげた。
❹地震などの災害に備えてもらおうと、明和町ボランティア連絡協議会(長谷川照子会長)は3月11日、明和町老人福祉センターで炊き出し訓練などを行った。会員80人が参加し、非常用の炊飯方法を実践したり、被災地で支援活動をした町職員の話を聞いたりして防災意識を高めた。