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ゆらゆらと熱が揺らめいていた 「それはな、yic。人前で宣言して相手の逃げ道を塞ぐことだ」 「は、それどういう」 こと、と言おうとした俺の言葉は、kisの唇によって飲み込まれた。俺よりも薄い唇は、俺よりもはるかに温かった 「………は?」 「本当にお前はクソ間抜けだ」

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蒼八宝茶@bluetea_aiiro

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絶句して二の句を告げない俺に、kisはもう一度クソ間抜けと囁いた 「サッカー以外碌に働かない頭を動かして、状況を把握しろ」 まあ、もう遅いが そう呟いたkisの顔には、さっきまで気づかなかったけど確かに喜びが浮かび上がっていた 「簡単に俺の手元に転がってくるなんて、クソ愚かで愛らしいな」

蒼八宝茶@bluetea_aiiro

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