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1人。居る。 目が合う。目が合ったそいつは、足から黒く、溶けて消えてく。 足が崩れ落ちた。「──助けて」聞こえた。 「助けて助けて助けて助けて──」咄嗟に耳を塞ぐ。 そいつは崩れて消えた。そいつは泣いてた。そいつは苦しんでた。そいつは、そいつの顔は── 俺だった。 # #短編小説

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人のたまご@hito_no_tamago

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