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#愚行録 #鑑賞 貫井徳郎の原作も衝撃的で毒のあるミステリだった。当方はあの作品を初めて読んだ時身を焦がすような衝撃にやられた故、本作の映画化には偏見があった。 「どうせ体よく原作をまとめて小綺麗に映画化したんだろ」 と。 だがその偏見を見事、粉微塵に吹き飛ばしてくれた。 → pic.twitter.com/o01ybkbOmG
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→原作を意識した引き算の描写が素晴らしい。日常を映しつつ人間たちの素顔や、心の奥底を徹底的に描いてみせる。台詞の一つ一つも印象的だ。声を荒げず、淡々と語られると緊張で身を縛られた気分になる。 観てよかった。人間はクソで、世界はキラキラ輝いている「だけ」に見えるまやかしなのだ。
