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朝だというのに暑いから、バスの中の冷房が心地よい。 それでも、汗っかきの僕はタオルで首筋を拭う。 前に座る女の人は、着ている上着の裾を少しでも伸びないかと引っ張っている。 恐らく冷風がそちらにも影響を与えている。 意味ないけど、やってしまうことある。 #裾を引っ張る #一口エッセイ

ヨウキトジユー@youkitojiyu

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やさぐれて帰り、食卓に並ぶのは王将のギョウザ、エビチリ、チャーハン。 全く!と思いながら食べてみると、ニンニクや唐辛子がみるみる自分の気持ちを上げていく。 まるでドーピングのよう。 こんなにパワーのあるものだと思ってなかった。 食べ物に助けられる。 #まるでドーピング #一口エッセイ

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バス停の行列に向けて、信号の変わった瞬間から早足で歩き出す。 人の間を縫うように歩くと、聞こえてくるのは何故か中国語。 みんなそれぞれの距離感なのに、この団体様はみんな中国の人だ。 お客様の中に日本語の話せる人はいませんか〜? 約40人誰もいなかった。 #誰もいなかった #一口エッセイ

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色々な人がいるからカチンとくることもある。 刑法があるから、悪いことができないのと同じで、会社では上下関係があるから、やり返すことはできない。 なんて理不尽な世界。 この世のどこかでほくそ笑んでいるヤツがいると思うと、何か違う。サラリーを人質に取り。 #理不尽な縦社会 #一口エッセイ

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コンビニレジで談笑してるのはおじいちゃん。 会計を済ませると、手にしていたのはタバコ5箱とスポーツ新聞、ホットコーヒーのカップ。 これから楽しむ気だ。 何だかそんなのが羨ましい。 自分の好きなものしか買ってない。 僕はおにぎりを掴む。 #好きなものしか買ってない #一口エッセイ

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発車時刻間近のバスに向かって、前のおじさんは小走りになる。僕もそのバスに乗りたい。 だが、無情にもバスはゆっくり走り出した。 おじさんの小走りの速度は急にゆっくりになる。 走り出したスピードは力なく消えていく、若干の立腹とともに。 その瞬間が切ない。 #力なく消える #一口エッセイ

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気が付けば、制服の男子校生はバスに乗ってこなくなった。 きっと新天地で生活をしてることを今更ながら知る。 近所の男子校生はいつの間にか髪に色を入れ、車を運転している。 劇的な変化は高校卒業後かと思う。制服からの解放。 僕はまだそのバスに乗っている。 #制服からの解放 #一口エッセイ

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他人の顔を見てると、時代劇ならどの役になるか考える時がある。 あー、あの子は長屋の幼い町娘みたいだな。 田畑を開墾してる人が振り向いたら、こういう人だな、とか。 ただ、我々の命はずっと江戸時代から続いてきていてるから、ご先祖様はあながちそうかもと思う。 #時代劇の配役 #一口エッセイ

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鏡を見ると、まるで母親みたいな目と鼻の自分がいた。 年を取り、知らず知らずのうちに見た目が近付いていく。DNAの成せる技か。 昔はもっと違ったのになと思うが、その頃は若い母親と似ていたのかも知れない。もう思い出せない。 最終的には、同一人物が現れる? #DNAの成せる技 #一口エッセイ

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長い年月営業していた怪しいビデオ屋。 看板が外され、しばらく経ったが、今夜見ると煌々と照る学習塾になっていた。 そのギャップが面白い。 通う生徒はギャップは関係ない。成績が上がるかどうかだ。 本質を見ずに考えてしまう僕。 脳は割りかし退化してる。 #ビデオ屋から学習塾 #一口エッセイ

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バスで端の席から仔猫の鳴き声が聞こえてきた。 女性が抱えるリュック。きっとそこにいるに違いない。 鳴くと、女性は「シーッ!」と声をかける。 よく考えると、「シーッ」は人間、動物共通なのか。 誰にも気付かれないようにしてるが、気付いた僕もそっと片棒を担ぐ。 #片棒を担ぐ #一口エッセイ

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急にやってきた嬉しいメール。 長い時間が経っても、憶えていてくれたと書いてある。 何度も読んで嬉しくなる。 手紙もメールも、何度も読み返したくなるものあるよね。 自惚れと言われても構わない。 自惚れがないと、人間長い年月生きていけない気がしてる。 #何度も読み返したい #一口エッセイ

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自分の話が長いかなと思うことがある。 ただ、相手はその話を引き延ばそうとする気配がある。迷惑ではなさそうだ。 有難く信じてもいいのだろうかと思いながら、もうちょっと話をする。 終わらない飲み会みたい。 そういう場にいられることが幸せなのだろうと思う。 #自分の話が長い #一口エッセイ

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朝起きると、劇的に花が詰まっていた。 鼻息で何とか鼻をかもうとするが、そんな時の音が怪獣のうめき声みたく聞こえた。 そうか、怪獣は鼻詰まりなんだな。 美声の怪獣は聞いたことがない。口呼吸一択。 僕の右の鼻の奥は一向に回復しない。うめく怪獣のままだ。 #鼻詰まり怪獣 #一口エッセイ

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誰かは意地汚いというかも知れないけど、僕は一品食いが好きだ。 同じ味をしばらく噛み締めていたい。 回りくどく、あちこちいく横恋慕が正義とはなんぞや! 食べながら思った。 これはドラクエ喰いだ! 満遍なくダメージを与えるより、一匹に集中した方が効果的だ! #ドラクエ喰い #一口エッセイ

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外回りを一時間程していると、急な眠気に誘われるように、頭がグラリと後ろに傾きかけた。 じっとりと額や、ワイシャツに染み付く汗。 熱中症の兆し。 そんなことありゃしないって思うところで、やはり自分の体も定説通り。 何かそれが嬉しいけど、クラクラはしてる。 #熱中症の兆し #一口エッセイ

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朝起きると、台所からトントンとまな板で何か切る音がする。 お腹が空いてくる。 それと同じくらい、今日は誰かが食事をしている時の皿とスプーンなどが触れ合い、カチャカチャと鳴る音だけでお腹が空いてきた。 食器が触れ合う音も、大きな音でなければとても良い音。 #お腹の空く音 #一口エッセイ

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自分がそのことを知っているか、知らないかは、風貌だけでは分からない。 だけど、相手の困りごとを知った時は、せめて声をかけることはできる。 ただ、知らない振りもできる。 僕はできるだけ声をかけたい。 その人は隠したくても、どこかでは話したいだろう。 #知るか知らないか #一口エッセイ

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時間を区切られた仕事をしている中、コピー機に向かうと、とんでもなく自分の動きが俊敏であることに気付く。 まるで祭りの山車を引くおっさんぽく、どいたどいたである。 自分の真の力を発揮している。ただかなり周りが見えていない状態。 だが、成果はほぼほぼだった。 #真の力発揮 #一口エッセイ

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バスの座席下から飛んできた一匹の蚊。 そのまま座席のソファー部分でジッとしている。 余りにも動かないのでまじまじと見てみると、段々恐怖感が湧いてくる。 刺される、痒い、嫌だのループ。 この蚊とは初めて会ったのに、他の蚊にされたことで同類と思おうとする。 #他の蚊のせい #一口エッセイ

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明け方、お腹の痛みで耐え切れずに飛び起きた、あとちょっと寝られたのに。 何とかごまかそうと思って寝ている僕。 そんな甘くはない腹痛。 結局負けて、トイレへ行く。 早く済ませて、もう一度寝床へと思うが、痛いだけ。 昨日食べたものを考えるが、もうあとの祭り。 #腹痛の闘志 #一口エッセイ

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ケンカした時、お互い距離を取った方がいい。 それは何かの役に立つ訳ではない。ただ一触即発にならないだけである。 時間やその合間にあった別のことが、ケンカのことを忘れさせてくれる。意地を張り合っているから、改心することは少ない。 世の中上手く回ってる。 #ケンカの後には #一口エッセイ

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日高屋で隣に座る夫婦。 夫がさも手慣れたっぽく、生ビール二つと餃子一枚と店員へ注文する。 3個か6個かを伝えなくてよいのか、僕はドキドキする。 しばらくして6個入りを持ってきた店員。 知らないのは僕だけ。 老婆心は時に面倒臭がられる。時に出世しにくい。 #老婆心と出世 #一口エッセイ

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カウンターで野菜炒め定食をビールで流し込む男は、見たことがあった。 近所の個人居酒屋の一人店主。 小銭を掴んだ手でそのまま刺身を切ってて敬遠したお店。 そうか。開店前の腹ごしらえか。 運転じゃないから、飲酒しても居酒屋は営業できる。何だか羨ましかった。 #飲酒後開店 #一口エッセイ

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また一人やってきた日高屋。昼間にお酒を飲もうという魂胆である。 家で空腹を耐えてると、全て何かのせいにしようとしてしまう。 それを麻痺させるのだ。 昼間はお酒を飲まないというよく分からないきまりを破る。 問題は先送りで良い。 店員呼び出し音が優しい。 #昼から飲む魂胆 #一口エッセイ pic.twitter.com/IPbxAXqKOn

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外国人が営業しているケバブ屋。 店頭では大きな蜂の巣のような肉の塊が、機械で回され焼かれている。 奥からは店員が電話で話している。 それでも、肉は回り続ける。 客が来ると、肉が削ぎ取られて客へ振る舞われる。 一日ずっと見ていると、肉も僕も成長しそうだ。 #回るケバブ #一口エッセイ

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テラスに向けた6つの一人テーブル、右から二番目に一時間程いた。 ふと気付くのは、同じ席には次々と客が座るということ。 隣に客がいても構わない。ガツガツ食べてても。 ただ、僕の隣には誰も座らない。 ●●●◯●◯のように。 その席に座ると、何か特典があるのか? #座らない席 #一口エッセイ

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カフェでぼんやりしてると聞こえてくる。 「有難うございまーす」という女性店員の猫なで声。 何だかもうちょっと聞いていたい。 戦場のような職場で聞くことはほぼない猫なで声。 今は安心できる場所にいることを確認する。 営業マンがカフェにたむろするのも分かる。 #猫なで声 #一口エッセイ

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朝起きて、どこか散歩に行きたいと思った。 寝るのは楽になったという事実を作ることができる。だが、ストレスは減りにくい。 朝から近くの神社へお参りをする。 その後、久し振りにカフェチェーンへ入る。 普段の日曜から、少しでもはみ出してみるのだ。 #普段の日曜からはみ出す #一口エッセイ pic.twitter.com/hdsyh5t40Y

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#孤独のグルメ の配信エピソードを観ていた。 ランチミーティングしたがる上司がいて、とてつもなく苦痛だ。食べるのそこそこで、自分の御自慢プレゼン。何を引き出そうとしてるのだ? 僕は定年になっても、そんなことしないと誓った。井之頭五郎のように。 #ランチミーティング #一口エッセイ

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僕はどうしても早食いがちだ。 だから、深夜であっても沢山の量を食べないと気が済まない。 それは時間稼ぎしてる気がする。 世ではゆっくり食べることで満腹中枢が意識されるとか言ってる。 量はどうあれ、長い時間かけて食べることが、幸せにつながるんだと思う。 #早食いの宿命 #一口エッセイ

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作業服の男が歩いている。 左手のスマホで電話しながら、右手人差し指と中指で煙草、残った指で缶コーヒーを器用に持つ。 男はコーヒーをグイと飲む。 僕は有事の優先順位をふと考えた。煙草、コーヒー、スマホか。 コーヒー飲む時、灰が目に入らないかヒヤヒヤした。 #手が塞がって #一口エッセイ

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線路高架下では女子中学生が立ち止まっている。 手にはスマホと犬を繋いだリード。 真剣そうにスマホを見ている。 知らないで、その場でウロウロしている犬。 犬の散歩しながら、スマホを見てるのか、スマホを見ながら、散歩しているのか。 まだ犬は気付かない。 #散歩しながら #一口エッセイ

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夕方自宅兼個人事業主店舗の前で、男二人が小さくバーベキューをしていた。 小さな椅子に二人向かい合って座り、網には焦げたウインナーがまだ焼かれている。 コンクリに置かれたレモンサワー。 職場でも仕事とプライベートを切り分けて楽しんでてすごいと思った。 #個人事業主系BBQ #一口エッセイ

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夕方の街を小学生と思しき女の子二人が自転車を漕いで行く。 最近の小学生は中学生と見分けが付かない。 何故か考えていると、その髪型にあると思った。 大人と同じ髪型の場合が多い。それが年を見分けさせない理由だと思う。 我々は着実に進化している気がする。 #見分けと進化 #一口エッセイ

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土曜夕方、自宅に車から荷物を下ろすお父さんはしかめっ面だった。 大人の男はいつか誰かに許されたのか、しかめっ面をすることが多い。 特に、家族に何かを頼まれた時。 一家の大黒柱感が遺伝してきているのかも知れない。 それもあってとにかく夕方は揉めやすい。 #一家の大黒柱感 #一口エッセイ

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熱い食べ物を口に入れて焦り、すぐに水を飲む。命拾いしたと思う。 最初から熱いものを食べなくてよかったんじゃないか。 口の中での消火活動。 同じことをビールでやったら、この世の至福とも言える状況。止められない。 僕らは熱いものを食べるため生きてる。 #口の中での消火活動 #一口エッセイ

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他人の空似がある。 一度思ってしまったら、その人にしか見えない。 昔お付き合いしたことのある人に似ている。 本人であるはずがない。それなら。年齢もその当時のままになってしまう。 どこかその人に会いたくて、自分の中で空似を感じようとしてしまうのだろうか。 #他人の空似 #一口エッセイ

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眠気は突然に襲ってくる。 外回りをして帰り、冷房の効いた部屋で椅子に座った時など。 最初は大丈夫だが、少しずつ体力か頭の回転が鈍り始める。 まるでどこかから麻酔銃で狙われているような。コナン君がいる!? 狙われたら最後。もう意識を失うだけである。 #コナン君に狙われる #一口エッセイ

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いつでも誰かの特別になりたかった。 こっそり自分だけおやつをくれる子供に。 どんなことがあっても自分のことを信じてくれる人に。 逆に言うと、誰かはおやつをもらえていない。信じてもらえる人が見つからない。 大人になると、そうはいかない。誰かの特別は難しい。 #誰かの特別 #一口エッセイ

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