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この頃、犀星はよく友人を誘い銀座で食事をした(写真は銀座の寿司店で)。友人と別れた後はカフェー「カルメン」で知り合った平山徳子に会いに行った。愛妻家の犀星の数少ない浮気である。この女性は結核性の病で間もなく死ぬが、犀星は自分の金でその女の通夜と葬式を出している。#室生犀星 第226話 pic.twitter.com/IC0EF330gw

鈴木裕也(スズ裕也の文豪のお話)@suzukiyuya339

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昭和7年ごろ発足した徳田秋声を囲む会(通称「あらくれ」の会)にも犀星は参加していた。丸の内の明治生命ビル地階のマープルが月例会場で、二次会は資生堂パーラーだった。写真は昭和10年ごろのもので、前列左端が犀星。近松秋江、秋声、船橋聖一、尾崎士郎、井伏鱒二らの顔もある。#室生犀星 第225話 pic.twitter.com/sTnckkxssV

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昭和10年1月に「文藝春秋」が芥川賞を創設すると、犀星は川端、谷崎、佐藤春夫、山本有三らとともに選考委員に選ばれる。第1回の受賞作は石川達三の「蒼氓」(写真)だったが、犀星の投票や選評の記録は残っていない。選考会が開かれた8月に軽井沢にいて参加しなかった可能性がある。#室生犀星 第224話 pic.twitter.com/RK202Av86p

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詩との決別宣言をした犀星は次に「復讐の文学」を唱えた。同名の文章を昭和10年に「改造」に発表している。「私は多くの過去では骨ぬきの好いお料理のやうな小説を書いてゐたのは、 過ちでなく何であったらう」として、過去の人生と社会に復讐する姿勢で、戦う文学を志したのだ。#室生犀星 第223話

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犀星は8月「文芸」誌に「詩よきみとお別れする」(写真)を発表。「詩の神様なぞもうお泊りになることがなくなった」と書き、小説に専念すると宣言。その覚悟の表明である。これを読んだ朔太郎は同誌に「室生君の告別を見送りながら一人自分の道をながめている」と書き送っている。#室生犀星 第222話

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犀星は8月「文芸」誌に「詩よきみとお別れする」(写真)を発表。「詩の神様なぞもうお泊りになることがなくなった」と書き、小説に専念すると宣言。その覚悟の表明である。これを読んだ朔太郎は同誌に「室生君の告別を見送りながら一人自分の道をながめている」と書き送っている。#室生犀星 第222話 pic.twitter.com/Q8fTGiYgff

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この夏の軽井沢で犀星は一度だけ8月下旬に上京した。「芥川龍之介全集」の編集委員会に出席するためだ。その途上、タクシーの中に「神々のへど」の原稿を置き忘れた。2週間待ったが原稿は出てこなかった。諦めきれぬ気持のまま書き直しを始め、11月号の「文藝春秋」に掲載された。#室生犀星 第221話 pic.twitter.com/iZMabf0CAq

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昭和9年の夏も犀星一家は軽井沢で過ごした。7月に立原道造が始めて軽井沢に来る。9月にはとみ子に招かれた朔太郎(写真)も来る。犀星夫妻に再婚話を持ち掛けられたのだ。朔太郎は当初、相手の父親と年が近すぎると尻込みしたが、写真を見て見合いを決断。だがこの見合いは失敗した。#室生犀星 第220話 pic.twitter.com/p0wgwa9x2g

鈴木裕也(スズ裕也の文豪のお話)@suzukiyuya339

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芥川龍之介写真集。 「◯◯の写真集」っていうものを買ったの、人生初かも…。 今私の頭の中はこの人でいっぱい💕 #朗読ライブ #芥川がやってきた #芥川龍之介 #室生犀星 #金沢ナイトミュージアム #地獄変 #朗読ユニット大人がたり pic.twitter.com/FR5FBLyiKD

戸丸彰子@aco100chamu

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昭和9年には、これまで停滞していた犀星の創作意欲が活発となる。そのきっかけとなったのが7月に文藝春秋に発表した「あにいもうと」(写真)だ。同作は第1回文芸懇談会賞を受賞し、映画化もされた。以降「チンドン世界」「神々のへど」「聖処女」等の「市井鬼もの」に繋がっていく。#室生犀星 第219話 pic.twitter.com/zI93GvkEA3

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僕も今になって #室生犀星 の 詩が心に(身に)沁みる歳になりました🥺

fusanosuke kondo@fusanosukekondo

ボクはねぇ故郷を愛せる人達が羨ましい。これはボクの至らなさでもあるんだが、ボクの周りにボクの足を引っ張ろうとする人物に我が家族の一員も含めて沢山いた。 ボクの小さな名声にマウントを取ろうてな人物にそれなりに会ってきた。 cont. 。

リュウタロー@mizomizoryu

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その暮れ、犀星は突然京都に行きたくなり、明けて昭和9年1月6日京都に旅立つ。七条河原町の西村に泊まり京都放送局開局記念の放送に出演後、薪一休寺、龍安寺、妙心寺、西芳寺などの名園の庭を鑑賞し、庭づくりの参考にした。西芳寺を案内したのは俳優の大河内伝次郎(写真)だった。#室生犀星 第218話 pic.twitter.com/4cOudqEZyE

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🎻 私は楽器をかかえて 力いっぱいに弾く 弾かれゆく音いろに心を澄まし 若葉のそよぎをかんじ いとまある一日を送る 【#室生犀星 #若葉は燃える#5月 #5月号 #横書き課題 #日本習字 #ペン部 pic.twitter.com/kHMTxylelN

樫乃木 馨芳@keihoutsubasa

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犀星一家が軽井沢にいる間、立原道造(写真は道造と犀星一家)が馬込の家で留守番をすることがあった。長女朝子が家にブローチを忘れて出てしまい、道造に手紙を書き探して送ってくれと頼んだ。それを知った犀星は朝子に道造はキミの友達ではない、そんな頼み事はするなと注意した。#室生犀星 第217話 pic.twitter.com/OMV4uTZqRQ

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この年、犀星は軽井沢の別荘に小さい離れを作った。立原道造(写真)も軽井沢の犀星を訪ね、離れに泊まった1人である。犀星は道造のことを「ドウゾウ」とあだ名して可愛がった。だが道造は犀星に訪問の挨拶をした後、茶の間に移り犀星の家族と親しく話していることが多かったという。#室生犀星 第216話 pic.twitter.com/R6iDKdd2ll

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昭和8年7月末、犀星は軽井沢に発つ。子供たちととみ子(写真)は終業式が過ぎてから来る。とみ子が「今年は倹約で3等車で行く」と言うと犀星は「2等車(グリーン)で来なさい」と命じた。朝子はこの旅で1学期の通知表を持参し父に見せたが、犀星はたとえ「乙」があっても叱らなかった。#室生犀星 第215話 pic.twitter.com/kuZKuKvbRr

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ちなみに、もう1匹いたブルドッグの「ゴリ」(写真、犀星・朝子と)は鐡と闘う癖があり、鐡は表庭にゴリは裏庭に分けて繋がれていた。負け続ける鐡のためにゴリを人に譲ることにした。ゴリが犬好きの教師に貰われてしまうと、闘う相手を失った鐡が寂しそうだったと犀星は書いている。#室生犀星 第214話 pic.twitter.com/8UVqCHaZwK

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昭和8年の夏、大森に住み始めた頃買ってきたブルドッグの「鐡」が命を落とす。近所の土佐犬と喧嘩して負け続けた弱い犬だったが、犀星は朝夕に散歩に連れて行くほど大切にした。体調の悪そうな鐡を診た獣医は長くはもたないという。数日後、庭で死んだ愛犬を犀星は1人で弔った。#室生犀星 第213話

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昭和8年の夏、大森に住み始めた頃買ってきたブルドッグの「鐡」が命を落とす。近所の土佐犬と喧嘩して負け続けた弱い犬だったが、犀星は朝夕に散歩に連れて行くほど大切にした。体調の悪そうな鐡を診た獣医は長くはもたないという。数日後、庭で死んだ愛犬を犀星は1人で弔った。#室生犀星 第213話 pic.twitter.com/aVUKAg7Ooy

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離婚して前橋に帰っていた朔太郎が11月、世田谷区代田に土地を借り、自ら設計した新居を建てた。朔太郎はここに母ケイ、妹アイ(写真)、長女葉子、次女明子と住み始めた。その新築祝いに犀星と竹村俊郎が招かれた。当時は「庭前一面、世田谷の平野が展開」というような環境だった。#室生犀星 第212話 pic.twitter.com/NoCbsrbOQj

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犀星は虫も愛した。軽井沢の生活に虫かご(写真は犀星の愛用品)は必需品だった。東京で捕まえたキリギリスをハンカチに包んで連れて行ったり、軽井沢のひと夏を生き延びた虫を東京に持ち帰ったり。夜は多くの虫から1匹を選び、枕元に虫カゴを置き、その鳴き声を楽しみながら眠った。#室生犀星 第211話 pic.twitter.com/44sn0FCE4v

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7月上旬には恒例の軽井沢行。9月に帰京すると、すぐ詩集「鐡集」(写真)を椎の木社から出版した。掲載する詩を渡したのは1月で、第一書房から出版予定だったが、変更された。その頃の日記でこの詩集について触れ「おそらくこの詩集で当分詩作を続けることはなかろう」と書いている。#室生犀星 第210話 pic.twitter.com/QFffe6sFE1

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4月になると児童文学作家で明治大学文学部で教えていた吉田甲子太郎(写真)の紹介で明大講師の依頼があった。犀星は固辞したが、座談風に話せばいいと言われ引き受けたが、初講義で学生80余人の前に立つと緊張してしまう。「ほぼ錯乱状態」のまま講義を終え、以後の講義を辞退した。#室生犀星 第209話 pic.twitter.com/smjvTE2jMB

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借家を卒業し初めて建てた自宅。犀星は本気の庭づくりをした。屋根は節約しても庭のつくばいには金をかけた。随想「僕の家」でこう書いた。「手間を充分かけることが庭を作るうえで何より必要なこと」「どんな下草でも何度も置き直してみる。文章を直していくのと同じ気持ちだ」。#室生犀星 第208話

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昭和7年、犀星は南馬込に引っ越す決意をした。谷中の家は雨が降ると庭に水が溜まり、その湿気が子供たちを病気がちにしていると考えたからだ。新築費用のため、金沢に作った庭を売り、蔵書も売却。保険迄解約して新築資金を作った。新居(写真)建築中から庭づくりを同時進行した。#室生犀星 第207話

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昭和7年、犀星は南馬込に引っ越す決意をした。谷中の家は雨が降ると庭に水が溜まり、その湿気が子供たちを病気がちにしていると考えたからだ。新築費用のため、金沢に作った庭を売り、蔵書も売却。保険迄解約して新築資金を作った。新居(写真)建築中から庭づくりを同時進行した。#室生犀星 第207話 pic.twitter.com/xQ6ZpKwcMY

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昭和6年12月末には犀星の家族をまた病気が襲う。長男朝巳が赤痢にかかりる。年が明けてすぐ長女朝子がプトマイン中毒(食中毒)で武蔵野病院(写真)に入院することに。車で病院に向かう途中で妻とみ子が貧血でめまいを起こしてしまい、病院到着時にはどっちが病人がわからなかった。#室生犀星 第206話 pic.twitter.com/v6fh3ktzIN

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9月20日、軽井沢から帰った犀星に詩人の竹村俊郎(写真左、右は犀星)から馬込に家を建てたいとの相談を受けた。犀星は土地選びから大工の世話まで買って出て、俊郎は馬込に住み始めた。田端時代にもご近所、大森に来てからもご近所という関係を喜んだ。家族ぐるみの付き合いとなる。#室生犀星 第205話 pic.twitter.com/L2WumWDI8M

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動画投稿です。#朗読 「雨の詩」を朗読しました。#室生犀星 雨の日は、いつもとは違う感じがします。 youtube.com/watch?v=orYklD…

悠々@yuu2to0

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この別荘で犀星は庭づくり(写真)にも励んだ。楓や椿を植え、杉苔を敷き、水鉢には筧から水がポタンポタンと垂れる仕掛けを作り、浅間山の溶岩で土止めの石垣が組まれた。門の横には紅葉を配し、木の下に2脚の籐椅子と薪で組まれた縁台が置かれていた。数年後に庭に離れを増設する。#室生犀星 第204話 pic.twitter.com/T9ZlYz2bIX

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前年から設計してきた軽井沢の別荘(写真)が完成し、7月にまずは犀星が軽井沢に発ち、家族はあとから合流した。朝子は後に「父犀星と軽井沢」で初めてここを訪れた驚きと喜びを書いている。犀星も毎夏、亡くなるまでここで過ごし、多くの詩人や作家が夏の楽しいひと時を過ごした。#室生犀星 第203話 pic.twitter.com/WaV0UBOPgI

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翌昭和6年は正月から子供たちが風邪を引き、犀星は入浴を禁じた。朝子がこの年、初めて入浴を許されたのが13日。しかし月末にまた発熱。3月には朝子が麻疹にかかり、4月には朝巳に伝染した。犀星は子供たちが体調を崩すのは、家が湿気っぽいからではないかと疑い始めるようになる。#室生犀星 第202話 pic.twitter.com/RTN2dz761u

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弐代目かぶき者の俺の個展。今日からやってるよ #21美 #金沢美大 #東京藝大 #美大 #草間彌生 #富山県立美術館 #室生犀星 #押井守 とか「みんな」才能ないよ。ツマラナイ! とくに #西加奈子 #湊かなえ #若林正恭 #光浦靖子 #東野圭吾 とかマジ最悪 pic.twitter.com/nQgCl1ijnN

弐代目『かぶき者』松本 マサヒデ【*技法を問わない”型破り”『総合芸術家』/人が出来ない事を『粋』に@masahide713

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「犀川」 うつくしき川は流れたり そのほとりに我は住みぬ 春は春、なつはなつの 花つける堤に坐りて こまやけき本のなさけと 愛を知りぬ いまもその川ながれ 美しき美風ととも 蒼き波たたへたり 室生犀星 #室生犀星 #犀川 # pic.twitter.com/LJgRPO3BOE

はるき 能登の空から@harukinotosora

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9月に軽井沢から戻った犀星(写真)は、秋に再び軽井沢に行きつるやに宿泊。つるや主人と話し合い、土地を物色しつつ自ら設計図を引いて別荘を建てる計画をスタート。ひと夏貸別荘を借りると200円もの出費となる。それなら別荘を建てよう考えたのだ。軽井沢1033番地に100坪を借りた。#室生犀星 第201話 pic.twitter.com/jn5enlwhWE

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7月下旬、犀星の留守宅を朔太郎は訪ねた。大量の原稿を犀星の庭で伊藤信吉の手を借りて焼いたのだ。ダンスに夢中になり若い男と遊ぶばかりの妻稲子(写真、2人の子と)との離婚を決意し、子供2人を連れ前橋に帰る。朔太郎は犀星の妻とみ子宛に離婚の経緯を説明する手紙を送っている。#室生犀星 第200話 pic.twitter.com/5w3wYvzI3M

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7月、恒例の軽井沢行に際して、大森谷中の自宅の留守番を伊藤信吉(写真)に頼んだ。前橋から上京していた詩人の卵で、朔太郎から犀星が夏の間の留守番役を探しているから訪ねるように言われていた。初めて会ったこの男を犀星が信用したのは、もちろん朔太郎の紹介だったからだった。#室生犀星 第199話 pic.twitter.com/vfztijYuK4

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前田速夫「場所は記憶する——私たちは今どこに居て、どこへ往くのか」第15回〈第六章 遠ざかる故郷〉1 室生犀星「抒情小曲集」/太宰治『津軽』をアップしました。art-access.jp/comunity/38/15… #場所は記憶する #室生犀星 #太宰治 #前田速夫 #文学 pic.twitter.com/d0gcZ0B3Va

芸術新聞社@geishin

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5月14日、養母ハツの一周忌に参列するため夜行で金沢に発つ。天徳院の草庵に宿泊。帰京する27日の夜行列車で泉鏡花(写真)夫妻と同じ列車に乗る。朝方車内で2人がバスケットから食事や酒を出し優雅に食べる姿を目撃した犀星は驚きの目でこれを見た。自宅を訪ねてくるよう誘われた。#室生犀星 第198話 pic.twitter.com/MbeRpM3Cur

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4月に初めての句集「魚眠堂発句集」(写真)を武蔵野書院から刊行する。白秋、秋声、春夫、志賀、芥川夫人らに贈本した。金沢時代からの句が年譜入りで217句を収めたが、年代に間違いが多数ある。犀星の死後、長女朝子が逐一原点を当たり、発表時期を正し句集を改めて出版している。#室生犀星 第197話 pic.twitter.com/kdloOAkET4

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昭和3年12月31日の日記には「貧乏の中に正月を迎ふべし、また一興」と書かれている(写真は犀星親子)。収入が減ったわけではない。犬2匹、金沢の植木など出費が多く、130円の借金をした。なお犀星の収入は初任給70円程度の時代、昭和4年1月が265円、2月が889円、3月が235円だった。#室生犀星 第196話 pic.twitter.com/NaLbavpZkd

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ブルドッグの鉄を飼い始めてすぐの12月30日、窪川鶴二郎の斡旋で2匹目のブルドッグを飼い始める。名前はゴロオ。防犯用の番犬として飼ったが「ブルドッグには文明意識が働いていて、自分にはその気持ちがわかる。初めて愛情というものを感じている」と「馬込の冬」に書いている。#室生犀星 第195話

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大森には朔太郎のほかに、松村みね子、尾崎士郎・宇野千代夫妻、川端康成、広津和郎らが住み、交流していた。仲間内でダンスが流行り、犀星は朔太郎夫人の稲子から教わった(イラストは須山計一)が、犀星はこの1回きりでやめた。12月には松坂屋でブルドッグを購入。鉄と名付ける。#室生犀星 第194話

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