#魯 の国の片田舎に #呉慮(ごりょ)という男が住んでいた。冬には陶器をつくり、夏には畑仕事をして、自分を #舜(しゅん)になぞらえていた。 #墨子 はその噂(うわさ)をきいて、会いに出掛けた。 呉慮は墨子をみるなり、 「義は実行あるのみです。あなたのように説きまわる必要はない」【2】

#魯 の南鄙(なんぴ)の人、#呉慮(ごりょ)なる者あり。冬は陶(とう)し、夏は耕し、自ら #舜(しゅん)に比す。#子墨子 聞きてこれを見る。呉慮、子墨子に謂いて曰く、「義のみ義のみ。なんぞこれを言うを用いん」。【1】

孟子　尽心章句下６（図解版） youtu.be/R7SQMwMg5ro?si… @YouTubeより #孟子　を素読しましょう。　#舜　は貧しい時代は乾飯と野菜ばかり食べていたが、堯に見出されて天子になると、豪華な暮らしぶりになったが、態度はまったく変わらなかったそうです。

#魯 の南の片田舎(いなか)に住む #呉慮(ごりょ)という男は、冬には陶器をつくり、夏には耕作し、自らを聖王の #舜(しゅん)になぞらえていた。#子墨子 はそれを聞いて、会った。呉慮が子墨子に向かって、「一にも二にも、義を行なうだけだ。口さきでいう必要はない」といった。【1】

#魯 の南の鄙(ひな)の人、#吳慮(ごりょ)なるものあり、冬は陶し、夏は耕し、自ら #舜 に比す。#子墨子 聞いて之を見る。吳慮、子墨子に謂う。義のみ義のみ、焉(な)んぞ之を言うを用いんや。子墨子曰く、子の所謂(いわゆる)義も亦力以て人に勞するあり、財以て人に分つありや。吳慮曰く、有り。【1】

孟子　尽心章句上16（図解版） youtu.be/mwkxHCgQxeI?si… @YouTubeより #孟子　を素読しましょう。 #舜　が山中で暮らしていた時は、野人と変わりがなかったが、 舜の人と違う所は、一つの良い言葉を聞き、一つの良い行いを見たならば、すごい勢いで実行し、止めることができない程だったことです。