No.836 牧野信一「爪」より #空想書写 私の３０歳の誕生日に自分へのご褒美としてドイツ製でニッパー型の高級な爪切りを買いました。25年ほど経ちますが、今でもその爪切りは愛用しています。よく見ると歯がガタガタになっているのですが愛着があって買い替えていません。それでは、どうぞ。

No.835 邦枝完二「歌麿懺悔 江戸名人伝」より #空想書写 今日は暑く、晴れた地域が多かったようですが梅雨らしいお題を。最近は梅雨時期でも暑い日がよくあります。湿気も多くとても過ごしにくい季節に思えます。昔と現代では梅雨の表現が変わってきそうですね。それでは、どうぞ。

第677回 ｢斗量帚掃(とりょうそうそう)｣ 自分のことを謙遜していう語。また、人や物があり余るほどあること。 ｢斗量｣はまるで量る、｢帚掃｣はほうきで掃く意。ますで量り、ほうきで掃きすてるほどの、たいしたことはない人間の意。また、それほどたくさんあること。 #よじしょしゃ

No.833 森鴎外「牛鍋」より #空想書写 神奈川の郷土料理「牛鍋」。鉄鍋で肉を焼いてから調理するすき焼きとは違い、牛鍋は焼かずにタレで煮る料理です。しっかり火を通して味をしみ込ませる人もいらっしゃいますが、私はサッと火を通すくらいが好きです。それでは、どうぞ。

第674回 ｢長汀曲浦(ちょうていきょくほ)｣ はるかに続いている海岸線。 長く続く汀(みぎわ)と曲がりくねった入り江。 #よじしょしゃ

No.831 池谷信三郎「橋より」 #空想書写 さて、このお題で皆様はある疑問が沸き起こりませんでしたか？この方は目を開けてするのでしょうか・・・あまり深く考えない方が良いですね。それでは、どうぞ。

#吾輩ノ書写デアルナンバー9 第 110.3 夜『日本人の自然観』寺田寅彦

第673回 ｢日月逾邁(じつげつゆまい)｣ 月日がどんどん過ぎていくこと。また、年老いて死期が近くなること。 ｢逾｣｢邁｣はともに、過ぎる、経過する意。 #よじしょしゃ

『雪』中谷宇吉郎 #朝活書写 No.1701 #朝活書写_1701 2024.06.07 aozora.gr.jp/cards/001569/c…

No.830 野村胡堂「焔の中に歌う」より #空想書写 両者の気持ちが良く分かります。大人になりたての頃はいつまでも子ども扱いする大人にイライラしたものですが、自分が年を取ると小さい頃を知っている親類はいつまでたっても幼いイメージを引きずってしまうものです。それでは、どうぞ。

『若き尼たちの歩む路』萩原朔太郎 #朝活書写 No.1700 #朝活書写_1700 2024.06.06 aozora.gr.jp/cards/000067/c…

No.829 島崎藤村「千曲川のスケッチ」より #空想書写 晴れたり曇ったり、急な豪雨や雹。寒くなったり暑くなったり。天気がコロコロ変わって頭痛など体調を崩される方も多いかと思います。この季節にここまで気候の変動が激しかったかしらと思いました。それでは、どうぞ。

#書写食堂 第473回　岸田國士「北支物情」より 【ソースも】～【持つて来させる。】（92字） ※岸田國士は1937年9月に劇団「文学座」を結成。翌10月には、文藝春秋社の特派員として北支（現在の華北地域）戦線の視察に行っており、「北支物情」はその際の記録となっている。

第670回 ｢水天髣髴(すいてんほうふつ)｣ 遠い海上の水と空とがひと続きになって、見分けがつきにくいさま。 ｢髣髴｣はぼんやりしてはっきりしない意。 #よじしょしゃ

No.828 有島武郎「かんかん虫」より #空想書写 今日は私の長い人生の中の１つの節目になった日になりました。良い日か悪い日かと聞かれたら悪い日になのですが、感謝の思いや温かい気持ちも感じるなんとも複雑な思いで過ごしました。それでは、どうぞ。

第668回 ｢高山流水(こうざんりゅうすい)｣ すぐれて巧みな音楽のこと。また、妙なる演奏のこと。 また、高い山と流れる水から、清らかな天地自然の意にも用いる。 #よじしょしゃ

『熊野奈智山』若山牧水 #朝活書写 No.1697 #朝活書写_1697 2024.06.03 aozora.gr.jp/cards/000162/c…

No.827 加藤道夫「なよたけ」より #空想書写 地球温暖化で環境が変わってきています。少子高齢化、年金のことなど以前に私たちの住む地球がこの先、どうなってしまうのかとても不安に思えます。環境を大事にしていかねばいけませんね。それでは、どうぞ。

第665回 ｢豹死留皮(ひょうしりゅうひ)｣ 死後に功名を残すたとえ。 豹は死んで、その美しい毛皮を残す意。 #よじしょしゃ

第664回 ｢含沙射影(がんしゃせきえい)｣ 陰険な方法で人に害を与えること。 ｢含沙｣は中国南方にいるといわれるいさごむしという怪虫で、この虫が砂を含んで人の影にふきつけるとその人は病死するという。 #よじしょしゃ

#書写食堂 第472回　山本周五郎「へちまの木」より 【粥は塩かげんもよく、】～【ときいた。】（87字） ※山本周五郎の、最晩年の作品。婿養子に出されるのが嫌で家出をしてきた旗本の三男坊・房二郎が、市井の人々の暮らしを間近に見ながら、自分はどう生きていくかを模索する。

No.825 小山清「桜林」より #空想書写 昔のヨーロッパでは農作業で忙しいため３月～５月の結婚が禁止されていたそうで解禁される６月に結婚する人が多かったそうです。それがジューンブライドの起源なんだとか。うまくいくご夫婦は時期関係なく仲良しだと思いますよ。それでは、どうぞ。

No.824 芥川龍之介「春の夜は」より #空想書写 2024年、５月最後の日のTLにこんな言葉を書いたポストが並ぶと思うとつい顔がニヤっとしてしまいます。文豪芥川龍之介さんのお題です。どのように皆さんが書かれるか楽しみにしています。それでは、どうぞ。

No.823 岡本かの子「生々流転」より #空想書写 鳥ではなくて烏（からす）です。確かに烏は独特の歩き方をしますね。テトテト走っていたり、両足を使ってジャンプしながらステップしていたり。ちょうど今時期は繁殖期で頭を狙って攻撃してくることもありますので注意してください。それでは、どうぞ。