大廟に入りて、事ごとに問う。(郷党十八) #論語

子の曰わく、古者、民に三疾あり。今や或るいは是れ亡きなり。古えの狂や肆、今の狂や蕩。古えの矜や簾、今の矜や忿戻。古えの愚や直、今の愚や詐のみ。(陽貨十六) #論語

子の曰わく、吾れ十有五にして学を志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲するところに従い、矩を踰えず。（為政四） #論語

子路・曽晳・冉有・公西華、侍坐す。子の曰わく、吾が一日も爾より長じたるを以て、吾れを以てすること無かれ。居れば則ち曰わく、吾を知らずと。如し爾を知るもの或らば、則ち何を以てせんや。(先進二十六①) #論語

子の曰わく、無為にして治まる者は其れ舜なるか。夫れ何をか為さんや。己を恭々しくして正しく南面するのみ。(衛霊公五) #論語

子、釣して綱せず。弋して宿を射ず。(述而二十六) #論語

子の曰わく、苗にして秀でざる者あり。秀でて実らざる者あり。(子罕二十二) #論語

子貢問いて曰わく、君子も亦た悪むこと有りや。子の曰わく、悪むこと有り。人の悪を称する者を悪む。下に居て上を訕る者を悪む。勇にして礼なき者を悪む。果敢にして塞がる者を悪む。(陽貨二十四①) #論語

子路以て告す。夫子)憮然として曰わく、鳥獣は与に群を同じくすべからず。吾れ斯の人の徒と与にするに非ずして誰と与にかせん。天下道あらば、丘は与に易えざるなり。(微子六③) #論語

司馬牛、憂えて曰わく、人皆な兄弟あり、我れ独り亡し。子夏が曰わく、商これを聞く、死生命あり、富貴天にあり。君子は敬して失なく、人と恭々しくして礼あらば、四海の内は皆な兄弟たり。君子何ぞ兄弟なきを患えんや。(顔淵五) #論語

子の曰わく、中行を得てこれに与せずんば、必らずや狂狷か。狂者は進みて取り、狷者は為さざる所あり。(子路二十一) #論語

子の曰わく、由よ、女六言の六蔽を聞けるか。対えて曰わく、未だし。居れ、吾れ女に語げん。(陽貨八①) #論語

子、南子を見る。子路説ばず。夫子これに矢って曰わく、予が否し所の者は、天はこれを厭たん、天これを厭たん。(雍也二十八) #論語

子の疾、病なり。子路、門人をして臣たらしむ。病、間なるときに曰わく、久しいかな、由の詐りを行うや。臣なくして臣ありと為す。吾れ誰をか欺かん。天を欺かんか。且つ予れ其の臣の手に死なんよりは、無寧二三子の手に死なんか。且つ予れ縦い大葬を得ずとも、予れ道路に死なんや。(子罕十二) #論語

子の曰わく、これを愛して能く労すること勿からんや。忠にして能く誨うること勿からんや。(憲問八) #論語

中国古典の中でも個人的に好きなのは 　「#論語」にある、孔子の弟子の子路が「一言で生涯の信条としたい言葉とは？」の問いに孔子が答えた言葉 　「それ #恕 (じょ)か。己の欲せざるところ、人に施すなかれ。」（それは恕(思いやり)か。自分がしてほしくないことは、他人にもしない、という意）

寛なれば則ち衆を得、信なれば則ち民任じ、敏なれば則ち功あり、公なれば則ち説ぶ。(尭曰三) #論語

子の曰わく、斉、一変せば魯に至らん。魯、一変せば道に至らん。(雍也二十四) #論語

子路率爾として対えて曰わく、千乗の国、大国の間に摂して、これに加うるに、師旅を以てし、これに因るに飢饉を以てせんに、由やこれを為め、三年に及ぶ比に、勇ありて且つ方を知らしむべきなり。夫子これを哂う。(先進二十六②) #論語

子の曰わく、巧言令色、鮮なし仁。(陽貨十七) #論語

子、九夷に居らんと欲す。或る人の曰わく、陋しきことこれを如何せん。子の曰わく、君子これに居らば、何の陋しきことかこれ有らん。(子罕十四) #論語

闕党の童子、命を将なう。或るひとこれを問いて曰わく、益者か。子の曰わく、吾れ其の位に居るを見る。其の先生と竝び行くを見る。益を求むる者に非ざるなり。速かに成らんと欲する者なり。(憲問四十六) #論語

子の曰わく、忠信を主とし、己れに如かざる者を友とすること無かれ。過てば則ち改むるに憚かること勿かれ。(子罕二十五) #論語

木曜日の朝、通勤 膚受之愬、顔淵六 （子張から聡明さを問われて）身を切る様な切実を装った嘘を（信じて行うことが無い）、 「悪人は同情心にもつけ込んでくる、貴方は幸せなんでしょう、私は不幸なんです、お金ください、必ず返します（直ぐに忘れる、また借りにくる、繰り返す）」 #論語

子の曰わく、君子は解くを懐い、小人は土を懐う。君子は刑を懐い、小人は恵を懐う。（里仁十一） #論語

夫子にして邦家を得るならば、所謂これを立つれば斯に立ち、これを道びけば斯に行い、これを綏んずれば斯に来たり、これを動かせば斯に和す、其の生くるや栄え、其の死するや哀しむ。これを如何ぞ其れ及ぶべけんや。(子張二十五②) #論語

子の曰わく、先進の礼楽に於けるや、野人なり。後進の礼楽に於けるや、君子なり。如しこれを用うれば、則ち吾れは先進に従わん。(先進一) #論語

陽貨、孔子を見んと欲す。孔子見えず。孔子に豚を帰る。孔子其の亡きを時として往きてこれを拝す。塗に遇う。孔子に謂いて曰わく、来たれ。予れ爾と言わん。(陽貨一①) #論語

月曜の1限でも絶対取る♪ 先生はどのテキスト使うんだろう。自分の愛読書は一枚目だが、書店でよく見かけるのは二枚目。 初心者の方には三枚目が見やすくておすすめ。 #論語 #東大 pic.x.com/1iszakn9lr x.com/exquimast/stat…

宰予、昼寝ぬ。子の曰わく、朽木は彫るべからず、糞土の牆は杇るべからず。予に於いてか何ぞ諫めん。子の曰わく、始め吾れ人に於けるや、其の言を聞きてその行を信ず。今吾れ人に於けるや、其の言を聞きて其の行を観る。予に於いてか是れを改む。(公冶長十) #論語

曾子の曰わく、以て六尺の孤を託すべく、以て百里の命を寄すべく、大節に臨んで奪うべからず。君子人か、君子人なり。(泰伯六) #論語

冉有が曰わく、夫子は衛の君を為すけんか。子貢が曰わく、諾、吾れ将にこれを問わんとす。入りて曰わく、伯夷・叔斉は何人ぞや。曰わく、仁を求めて仁を得たり。又た何ぞ怨みん。出でて曰わく、夫子は為すけじ。(述而十四) #論語

子の曰わく、民の仁に於けるや、水火よりも甚だし。水火は吾れ蹈みて死する者を見る。未だ仁を蹈みて死する者を見ざるなり。(衛霊公三十五) #論語

樊遅、稼を学ばんと請う。子の曰わく、吾れ老農に如かず。圃を為ることを学ばんと請う。曰わく、吾れは老圃に如かず。樊遅出ず。子の曰わく、小人なるかな、樊須や。(子路四①) #論語

子の曰わく、法語の言は、能く従うこと無からんや。これを改むるを貴しと為す。巽与の言は、能く説ぶこと無からんや。これを繹ぬることを貴しと為す。説びて繹ねず、従いて改めずんば、吾れこれを如何ともする末きのみ。(子罕二十四) #論語

仁を好みて学を好まざれば、其の蔽や愚。知を好みて学を好まざれば、其の蔽や蕩。信を好みて学を好まざれば、其の蔽や賊。直を好みて学を好まざれば、其の蔽や絞。勇を好みて学を好まざれば、其の蔽や乱。剛を好みて学を好まざれば、其の蔽や狂。(陽貨八②) #論語

子の曰わく、賢なるかな回や。一箪の食、一瓢の飲、陋巷に在り。人は其の憂いに堪えず、回や其の楽しみを改めず。賢なるかな回や。(雍也十一) #論語

桀溺に問う。桀溺が曰く、子は誰とか為す。曰く、仲由と為す。曰く、是れ魯の孔丘の徒か。対えて曰く、然り。曰く、滔滔たる者、天下皆な是れなり。而して誰か以てこれを易えん。且つ而其の人を辟くるの士に従わんよりは、豈に世を辟くるの士に従うに若かんや。耰して輟まず。(微子六②) #論語

子貢問いて曰わく、郷人皆なこれを好せば何如。子の曰わく、未だ可ならざるなり。郷人皆なこれを悪まば何如。子の曰わく、未だ可ならざるなり。郷人の善き者はこれを好し、其の善からざる者はこれを悪まんには如からざるなり。(子路二十四) #論語