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正確には覚えていないが蜀漢のインフレ率は魏の十倍とも云われているし、劉備のアホが儒教的私怨の…無用な戦争で大敗したせいで国力的にはそれくらい苦しかった。逆に曹操は法家を重用し、秦王嬴政がやり損じた事をもう一度叶えたかったんだろうな。それも時間切れで潰えたが…。
メニューを開く一口に春秋戦国とは云っても、春秋期と戦国期では文明の熟成度が全然違う。その主な要因の一つは儒教に対する法家の台頭であろうが、日本がその域に達するのは実に明治維新を迎えた頃だ。だから現代人には紀元前4世紀の商鞅の改革は新しく見えるが、600年後の紀元3世紀の蜀漢の隆興などは古臭く映る。
