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島耕二監督『グッドバイ』は太宰治の死の翌年(1949年)に公開された(DVDは改題縮尺版)。永井キヌ子を演じる高峰秀子は後年の『マイ・フェア・レディ』(1964年)を偲ばせるが、ヘプバーンを凌ぐ。原作は高峰へのアテ書きで、キヌ子は未完で投げ出した太宰との共作人格だから、俳優が立派だ。 pic.twitter.com/LE5QYszoO8

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中西大輔@diceque

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ドンファン森雅之は頬杖をつく太宰のポートレートに酷似している。江川宇禮雄(雑誌社社長)と森(編集長)というバタ臭い二人の掛け合いをテンポの良い編集が見どころに仕立てている。物語を俯瞰する伏線回収だけのために登場する若原雅夫も悪くない。同年公開の『銀座カンカン娘』の陰に隠れた傑作。

中西大輔@diceque

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