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「ユーカラおとめ」泉ゆたか 著 #読了 アイヌ神謡集著者である知里幸恵の19年の生涯を史実をもとに小説として描く一冊。金田一京介に請われ病軀をおしてアイヌ語の翻訳に取組む。潜む差別を感じ抗い、中條百合子との出会いにより女性の生きる道に逡巡する。大変胸を打つ素晴らしい物語となっていた。 pic.twitter.com/FXKMPxysiB

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「 …私の幸恵は、あんな甘ったるいお伽噺を書いて喜んでいる〝おとめ〟なんかじゃない。」 母の言葉がとても心に響く。 人は対象を消化しやすい象徴物へと作り替え、見下す自身を顧みない。著者は差別や文化の略奪行為が齎すアイヌ人の感情の機微を幸恵の言葉を借り強く静かに語っている。

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