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井上荒野『綴られる愛人』#読了 〝自分の意思では手が届かない心の奥底からふいに姿をあらわす、言葉にはそんな力がある〟 手書きの手紙に綴られる〝言葉〟だけの関係。〝言葉〟だからこそ増幅され、その想いが手が付けられぬほど膨れあがる。〝言葉〟の怖さを思い知らされる物語だった。 pic.twitter.com/rzOf8we8iI

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汐見坂@_shiomizaka_

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かつてゲイ雑誌に文通コーナーというのがあった。簡単なプロフィールだけが誌面に掲載され、気になったものが編集部を通して、本名や住所を相手に明かさず手紙のやり取りできた。やり取りが一往復するのに1ヶ月はかかった。 この小説を読みながら、そんな昔の出会いの形を思い出した。

汐見坂@_shiomizaka_

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