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割と勘違いされやすいが、戦前の日本は当時の世界の中で見ても立派な民主主義国家だし、有権者の支持とメジャー新聞の後押しのもとに戦争をやっていたという事実は忘れてはならんとは思う
メニューを開く日本『民主主義やっぱりいいね。早期降伏して良かった〜…』 米帝『日本の戦後統治ほぼ完璧だな。市場原理の拡大と自由民主主義こそがやっぱ正義なんだなぁ…』 この成功体験が両者を狂わせたのは言うまでも無い。
みんなのコメント
こちらにもぶら下げますが、「憲政の常道」時代の1930年当時野党だった立憲政友会が、政局ネタとしてロンドン軍縮条約を攻撃して以降軍部の統制ができなくなっていく(国民の軍支持が厚いことも後押ししたが)という、民主主義ができていた時代と地続きなのは確かかと。 twitter.com/ekesete1/statu…
戦前日本とは ・226事件後の軍部大臣現役武官制復活で政権は軍の意向次第となった ・当時の国民は情報操作されていた(例えば1931年柳条湖事件は中国軍のしわざと宣伝された) ・検閲で反戦記事は書けなかった ・血盟団事件「一人一殺」のように、右翼の気に入らない政治家学者らが頻繁に襲撃された
それをアメリカも当の日本もよくわかってなかったから 【戦後はアメリカが日本を民主化したのだ】 という勘違いがまかり通り、その誤った成功体験()のせいで日本以外でのアメリカの戦後統治がことごとく失敗する羽目になったのワロエナイ、という趣旨だと思う>元ツイ。
戦前である程度民主的だったのは大正末から昭和初期のごく短い時期に限られるのではないでしょうか。それより前は元老の影響力も大きいし、制限選挙が1925年まで続いていますし。英仏などよりだいぶ遅いですよね。そして1930年代には軍の暴走が始まり、政党政治も崩壊します。
帝国議会を構成する二つの議院のうち一つは「非民選」の貴族院だったり、 内閣総理大臣が必ずしも帝国議会の中から選ばれるわけではなかったり(一時期「運用上」政党内閣制になってはいたが一部軍人らのテロを契機になくなった)、 軍の統帥については政府議会は統帥権の独立を盾に介入できなかったり