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黒田日出男「増補 絵画史料で歴史を読む」(ちくま学芸文庫,2007)読了 日本中世の絵巻物がこんなに豊かな世界に案内してくれるものだったとは。黒田先生による「歴史図像学」の成果とその入門書。洛中洛外図から当時の方々の座り方を分析し「行列」から歴史を読み取ったりするところなんか最高です。

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久遠ウロボロス@kuon_uroboros

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俎上にあがっている絵画史料の中には、日蓮の弟子としては、一念三千曲解するんじゃねぇ、ってな作品もありますが、それが分かったのは黒田先生が読み解いてくれたお陰なんです。さらに「文庫版あとがき」と三浦展先生による「解説」は黒田先生のお仕事を展望した上で歴史の中に位置づけるメタな構造。

久遠ウロボロス@kuon_uroboros

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