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あれは砂埃が舞う日だった。砂埃だったから彼は私を守ったんだと思う。でもそれがとても嬉しかった。しかし贅沢なものだ。普通の風の時も守ってもらいたい。今では前髪がなびく風の時は、彼が掌で守ってくれる。顔の前に広げられる彼の大きな手が、私は大好き。 #twnovel #言葉の添え木 春風

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咲良 潤 #言の葉の点綴@sakura77_sosaku

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