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文楽劇場一部『絵本太功記』通しではないけど「二条城配膳の段」「千本通光秀館の段」からやったので「夕顔棚の段」「尼ヶ崎の段」での登場人物の心情がより伝わるね。光秀の母さつきが言う「主に逆らわず孝行すべし」って、支配者には都合の良い倫理観で、それゆえに不幸になる人々が辛い。
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文楽劇場一部『絵本太功記』光秀の息子の十次郎の人形の美麗な事！文楽の前髪の若者が朱鷺色の着物に紫の裃容は爽やかで、若草色の直垂に赤糸縅の金ピカの鎧は煌びやか！この美しい若者がすぐに討死していまうことで悲劇性を強調しているのだろうな。玉男さんが違う光秀もカッコよかった！
