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花の上にさすや朝日の影はれてさへづる鳥の声ものどけき 後伏見院御製。 二句は『新古今集』宮内卿「さすや日影のなごりなく」を踏まえたか。ちょっと、近すぎるけれど……。 結句の京極派愛用語「のどけき」も、ちょっと、詰めの甘い印象。 #和歌の読書記録

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梶間和歌@WakaKajima

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ひらけそふ梢の花に露みえて音せぬ雨のそゝく朝あけ 進子内親王。 繊細ですね。春雨はしとしと降るもので、「音せぬ」し、「そゝく」という動詞もふさわしい。

梶間和歌@WakaKajima

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