自動更新

並べ替え:新着順

メニューを開く

初期為兼の試みた詠草に「立春百首」というものがあるのですが、 この百首を読み込みながら岩佐先生が為兼の心の動きを推測、分析し、このように考え至ったのではないかというものを書いていらっしゃる。 その言葉が、 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

岩佐美代子先生も、為兼の唯識説(唯識論)について語るのに横山紘一先生のご著書を参照している! 私が読んでいる(終わり間際で挫折して積ん読中)のより本格的っぽいタイトルだが。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

歴史家の今谷明先生の『京極為兼』については「歌人としての考察が不十分」「歴史的に見ましても、ちょっと疑問なところがございますので、おすすめはいたしません」(p54) 歴史的にどのあたりが疑問なのか述べてほしかったなあ。読んで勉強になったと思っているので。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

岩佐美代子先生の年までは「南北朝」と習い、ひとつ下の学年は「吉野朝」と習うようになった。 正確なファクト認識はそもそも困難なものだけど……。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

「京極派論考」 「土岐善麿と京極為兼」ほか3つの記事が採録。 読んだら内容を思い出すかもしれないけれど、いまのところほとんど覚えておらず、ここが一番読みたかったところです。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

眠れないので軽めのものを……と開いたものの、岩佐美代子先生なので決して軽くはないうえに、読み掛けだったのが気になり初めから読み直すことにしました。 #和歌の読書記録 京極派と女房 amzn.asia/d/24c9UTa

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

鎌倉幕府が出来ると必要に応じて東海道の宿舎も整備される、だからこそ中世には旅そのものを描くことを主目的とする紀行文学が発達するのね。 (広い意味での)時代の準備が整ったという感じ。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

つくづくとかすみてくもる春の日の花しづかなる宿の夕暮 前期京極派歌人、北畠親子。 頭から終わりまで京極派らしい。 詞書では初出が乾元二年閏四月二十九日の仙洞五十番歌合とされているが、実際には現存のその五十番歌合にこの「つくづくと」は見えないそう。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

久しぶりに読んだ論文、鳥井千佳子さんの「「堀河百首」とその背景――周辺の科学書との関連における――」がとても興味深かった。 jstage.jst.go.jp/article/chukob… #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

女流日記は観応の擾乱の直前に成立した『竹むきが記』で途絶えるが、岩佐先生はその理由を ・皇室の疲弊、戦乱で後宮サロンが存在しえなくなったこと ・婿取婚から嫁取婚への転換が最終段階を迎え、女性が文学への欲求のみならず語るべき人生そのものを持ちえなくなったこと とする。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

白雲のたなびく色もかつ消えぬ花ちる山の峯の春かぜ 西園寺実兼。 なんといっても三句を用言で切り下の句で結句の体言を修飾する構造が安定的で、安心して読めます。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

おぼろなる影とは何か思ひけん花にうつろふ春の夜の月 『玉葉集』の「後徳大寺前太政大臣」は……徳大寺公孝で合っていますかしら。 乾元元年から嘉元二年までの太政大臣なので、時期と呼び名を合わせて考えるとこの人かと思いましたが……答え合わせができない。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

花の上にさすや朝日の影はれてさへづる鳥の声ものどけき 後伏見院御製。 二句は『新古今集』宮内卿「さすや日影のなごりなく」を踏まえたか。ちょっと、近すぎるけれど……。 結句の京極派愛用語「のどけき」も、ちょっと、詰めの甘い印象。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

「中世自照文学考 自照文学の深まりーー『方丈記』より『とはずがたり』へーー」 中世の自照文学は「社会の中の個」という自覚に立つ。 人が社会の影響を受けながら考え、ものを書くわけなので、 「社会」のありようの異なる中古と中世の自照文学のありようもおのずと異なる。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

眠れないので軽めのものを……と開いたものの、岩佐美代子先生なので決して軽くはないうえに、読み掛けだったのが気になり初めから読み直すことにしました。 #和歌の読書記録 京極派と女房 amzn.asia/d/24c9UTa

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

眠れないので軽めのものを……と開いたものの、岩佐美代子先生なので決して軽くはないうえに、読み掛けだったのが気になり初めから読み直すことにしました。 #和歌の読書記録 京極派と女房 amzn.asia/d/24c9UTa

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

第6章「『蜻蛉日記』の衣装ーー「我が染めたるとも言はじ」ーー」 平安朝前半期は通い婚の習俗が強く残り、婿の衣装を妻の家が揃えるという了解も残っていた。 第5章で語られた、妻の女房勤めの装束を夫が用意する鎌倉時代とは、時代も事情も異なりますね。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

岩佐美代子先生のご著書、読み始めます。わくわく。 #和歌の読書記録 宮廷に生きる: 天皇と女房と (古典ライブラリー) amzn.asia/d/7BrC0mj

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

立ちこむる霞のほかも山ざくら花ににほへる夕暮の空 「平貞時朝臣」で入集するこの人は、北条貞時ですね。 この人は決して京極派ではありませんが、四句に京極派っぽさがあります。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

通具と俊成卿女の離婚の年次の従来の定説は『明月記』の誤読から生まれた。実際にはもっとあと。 通具の兄が亡くなるなど、通具の立場の変化あってこその離婚と再婚であり、 古女房を捨て権勢のため有利な新妻を迎えた、というような読み方にはかなり色眼鏡が掛かっている。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

花かをる高ねの雲の一村はなほ明けのこるしのゝめの空 西園寺公宗女。四句が京極派らしい。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

第4章「女房の日記ーー表現の「真実」を求めてーー」 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

岩佐美代子先生のご著書、読み始めます。わくわく。 #和歌の読書記録 宮廷に生きる: 天皇と女房と (古典ライブラリー) amzn.asia/d/7BrC0mj

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

岩佐先生の京極派や京極派歌人に関する文章は、 それが講演の書き起こしであっても、一般的には頭の痛くなるような論文であっても、激しく胸を打つものがある。 それは文章レトリック由来でも緻密な研究由来でもなく、対象に向ける心からの敬愛由来なのだと思う。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

光厳院の開かれ、亡くなった常照寺(常照皇寺)の光厳院の木造の御胎内に、花園院の御遺骨が納められている……!!!? #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

「長年心を見つめるという鍛練をなさった結果として、自ら歌の無い境地にまで到達されたのであろうと思います」p84 私が光厳院から最も影響を受けたのはこの部分です。 京極派和歌を詠まなくとも、京極派和歌を生きることはできるのだ、と。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

従来『花園院御集』とされてきたものが『光厳院御集』であると明らかになったのは、昭和三十五年、原田芳起氏の研究による…φ(..)メモメモ #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

今朝までは残るかたみも咲きそひて夕に花の盛りをぞ見る 夕べの満開の桜。 決して強くない夕べの陽光に透かされた花の匂いが思われる。 『玉葉和歌集』の「近衛関白前右大臣」は近衛家基のことだろうか。 勅撰集に本名の書かれない貴顕の名前を照らし合わせるアプリが欲しい。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

第3章「光厳天皇ーーその人と歌ーー」 岩佐先生が学生だった昭和十九年、『光厳院御集』は『花園院御集』とされていた時代で、ともしびの連作も花園院御製と習ったとのこと。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

岩佐美代子先生のご著書、読み始めます。わくわく。 #和歌の読書記録 宮廷に生きる: 天皇と女房と (古典ライブラリー) amzn.asia/d/7BrC0mj

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

『花園院宸記』元亨元年四月の「中務卿宮」「中書王」は、恒明親王のことか!! #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

大雨の際、雨が止むようお祈りしたら雨が止んだ、そこで日記を終えずに「またしばらく降って止んだ」云々と正直に書くところ、好き。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

八重にほふ花を昔のしるべにて見ぬ世をしたふ奈良の故郷 二句、三句あたりに新古今ぶりが。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

第2章「『花園院宸記』――天皇の日常と思索――」の感想はこちらにツリー表示させます。 天皇の宸記のなかで、ほぼ完全な形で残っているのは『花園院宸記』のみ! しかも宸筆で残っている……! それ以外の多くはその大半が失われ、貴族の日記などに引用されて存在が知れるのだそう。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

岩佐美代子先生のご著書、読み始めます。わくわく。 #和歌の読書記録 宮廷に生きる: 天皇と女房と (古典ライブラリー) amzn.asia/d/7BrC0mj

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

「現代的な価値基準、また近代私小説的観点からすれば、主君讃美や賀儀記録などは表面的な虚栄にすぎぬと見えるかもしれません。 でもそれが、女房達の誠心誠意生きた、偽りのない人生である以上、誰がその取捨選択をとやかく批判できましょうか」p22 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

女房と主人の君臣関係は「この方のためなら命もいらない」というものだがが、 それは儒教的な近世武家道徳とは異なる。 「もっと自由で自然で私的な、人間らしい愛情にもとづくものなのです」p21 たしかに日本人が「昔の」君臣関係を思う時、江戸時代の武家の君臣関係を連想しがち。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

岩佐美代子先生のご著書、読み始めます。わくわく。 #和歌の読書記録 宮廷に生きる: 天皇と女房と (古典ライブラリー) amzn.asia/d/7BrC0mj

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

為兼さん、大歌人定家さんの、通常の美意識から大きく外れた和歌をよくこんなに探し出してきたな、 と思うけれど、 考えてみたらそもそも定家さんたちは当代の「新風」を模索し果敢に試みていたのだから、それは、探せば出てくるわよね。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

第三章、冷泉天皇についてはこちらでツリー表示させます。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

陽成は数え十七歳で退位するまでに妃も皇子女も持たなかったということで、そんなことあるのかなと調べたら、満年齢だと15歳とのこと。 妃はともかく子女が満15歳でいないことは、まあ、あり得るか。 #和歌の読書記録 敗者たちの平安王朝 皇位継承の闇 (角川ソフィア文庫) amzn.asia/d/ctfaAZ1

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

『源頼信願文』には、清和源氏の祖とされる経基王が、陽成の息子、元平親王の子である、と記されているそう。 「清和源氏は本来は陽成源氏であったものを、陽成の名を憚って清和天皇に祖を求めたものとの見解もある」p96 ……言葉にならない。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

つばくらめすだれの外(ほか)にあまたみえて春日のどけみ人影もせず 光厳院の代表歌。言葉にならない。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

見るまゝに軒のしづくはまされども音にはたてぬ庭の春雨 北畠親子。前期京極派代表歌人のひとり。 三句は……逆接以外でつなげても良かったのでは。そうであることは逆接でなくとも明らかなのだから。 ただ、捉えた景には京極派らしさがよく見えています。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

故郷をたちな隠しそ春霞花のさかりは行きて見るべく 「贈皇后宮懐子」は藤原懐子ですね。冷泉天皇女御、花山天皇の母。 優しい命令形、結句の言いさし表現と、平安時代のおおらかな和歌の良いところをひとつにしたような印象。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

たが春の雲のながめに暮れぬらん宿かる花の峯のこのもと 定家。 「たが春の……らん」という大胆な把握も安定的な構造に包まれきれいに収まっている。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

メニューを開く

京極派は漢詩によく用いられる対句的表現を和歌において用います(双貫句法)が、 上下句三十一文字を最大限使って対句とする例はさすがに数多くなく、思い切ったな、という感じです。 #和歌の読書記録

梶間和歌@WakaKajima

トレンド23:09更新

  1. 1

    アニメ・ゲーム

    リリムハーロット

    • サマーアドベンチャー
    • ドラコー
  2. 2

    エンタメ

    PIERROT

    • ANDROGYNOS
    • DIR EN GREY
    • war
    • DIR
    • 疑わしい
    • 2024年
    • 7年ぶり
    • 代々木競技場
  3. 3

    スポーツ

    プロ初登板

    • 松本健吾
    • 史上最年少
    • 初登板初完封
    • 二桁奪三振
    • 無四球完封
    • 200号
    • プロ初登板初完封
    • 10奪三振
    • 大場翔太
    • プロ野球史上初
    • ナイスピッチング
    • 初完封
    • 72年ぶり
    • ヤクルト
    • ドラ2
    • 16年ぶり
    • 36年ぶり
    • セリーグ
    • ルーキー
    • 初登板
  4. 4

    アニメ・ゲーム

    FGOフェス

    • アスクレピオス
    • トネリコ
    • 葛飾北斎
    • FGO
    • フェス
  5. 5

    グルメ

    よくばりフェス

    • 早期終了
  6. 6

    スポーツ

    村上宗隆

    • 史上最年少
    • 200号
    • プロ野球史上
    • 清原和博
    • 100号
    • ヤクルト
    • ファンのおじさん
    • プロ初ホームラン
    • ホームラン
    • 24歳
    • 9号
    • 1992年
  7. 7

    エンタメ

    ひょうろく

    • ひょうろくさん
    • 水曜日のダウンタウン
    • タイガー&ドラゴン
    • 上野クリニック
    • 臓器売買
  8. 8

    時空の七皇

    • サーチ範囲
    • 七皇昇格
    • ミザエル
    • ナンバーズ
  9. 9

    割り箸事件

    • 1999年
  10. 10

    エンタメ

    ヤンタン

    • ナイナイミュージック
    • デビュー日
    • 東海道新幹線
    • 何卒よろしくお願いします
    • mbs
    • Aぇ! group
    • Aぇ
    • デビュー
20位まで見る

人気ポスト

よく使う路線を登録すると遅延情報をお知らせ Yahoo!リアルタイム検索アプリ
Yahoo!リアルタイム検索アプリ