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最後に習慣である自室での読書を終えてから千陽はベッドに入る。 外で風が唸る。今日の夜から激しい雨が降る、って夕方のニュースで言っていた気がする。残念ながら今回の予報は当たりそうだ。そう思いながら、千陽は押し寄せてくる睡魔に身を任せた。 その日は、風の強い夜だった。

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気が付いたら、見知らぬ場所に立っていた。周りを見ても木、木、木。…薄暗さから察するに、森の大分深いところにいるようだ。千陽が突然のこの状況にも冷静でいられたのは、何故かすぐに夢だ、気づいたからだ。 それにしても、普段の夢と比べ、微かな違和感がある。

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