ポスト

定期的に半年間のみのキャンパスライフを思い出す。チェックシャツでメガネの聖飢魔II、鍵盤でホーン隊の音を出すケムリ。そこまで見て新歓ライブを後にしたことを激しく悔いている。何を期待したのか、その時の自分の琴線には触れなかったのだ。行かなかった学祭ではPOTSHOTがライブしてた。

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みんなのコメント

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DragonAshを崇拝していた純。彼は「俺の彼女に挨拶しろよ」「kjの着てるジャケットやべー」など、心の声を一切隠さず、学食をカフェと呼んだ。テニスサークルへの加入や旅行の計画など、いつも俺を気にかけてくれたが、全て丁重にお断りした。やがて、すれ違っても声をかけてくることはなくなった。

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コンパでギャルとジャンキーの先輩に囲まれるも、そこが自分の居場所になることはなかった。体育の授業で仲良くなった一つ年上のクニオ君に誘われ、バスケサークルの門をくぐったこともあった。ゲームシャツとバッシュ持参で気合を入れて原付で町田街道を飛ばすも、約束の場所には誰も現れなかった。

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授業を通して門馬君という年齢がひとつ上の友達ができた。彼はUKロックやオルタナに精通してて、常にレコードバッグを抱えて登校してた。生協でレディオヘッドの4枚目のアルバムを買って「微妙」と酷評してた。彼と一緒に参加した「鎌倉を愛する会」の新歓コンパは楽しかった。

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