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ダカールは現実にはセネガル共和国の首都で、サハラ南縁のサヘル地帯に位置する都市だが、富野曰く（実際に地の文で縷々説明される）、ダカールを覆う豊かな緑と、その緑が砂漠化によって飲み込まれて行くのを目の当たりにすることで、連邦政府高官が人類の完全な宇宙移住の必要性を忘れないためという
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どうやら富野にとって人間の宇宙への完全移住というのは、人類文明の範囲拡張ではなく、反文明•自然回帰の文脈で肯定されるようだ。物語の進行を完全に無視して地の文で語るところによると、当時の富野の思考は反文明を出発点にしているようだ。
