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これは浅野内匠頭が狂ったわけでも吉良のパワハラでもなく、将軍と幕閣の失政によって起きた事件。豊臣政権時代に伊達政宗が浅野長政からひどい扱いを受けたらしく、伊達家と浅野家は不通になっていたんだけど、このころ将軍はそういう不通の家を仲直りさせようとしていたんだよね
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で、いくつかの家については仲直りさせることができて、伊達と浅野も仲直りさせようとして、まずは分家同士を饗応接待の相役にした。伊達左京亮と浅野内匠頭ね。分家同士なんだから良いではないか、としたかったんだけどそんなの分家が勝手にできるわけもなく内匠頭は進退窮まってしまって
