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森千香子『ブルックリン化する世界』読了。同地区のジェントリフィケーション下の分断と共生を描くが、多面的なブルックリンを提示する手腕と文体に舌を巻くばかり。綺麗事ではない共生のあり方、さまざまな分断線に基づく衝突も絶えない点を手堅く示してくれる。だからこそ次の一節が胸にこだする→

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HAYASHI, Seiichi@seiichi_songil

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「他者との共生とはラディカルでかっこいい理論でも緻密に編まれた政策でもなく、少しずつ相手を知ることをひたすら繰り返すという地道な実践のうえにしか達成されない」。背景が異なる人たちがみんなで食事を準備し、シェアし、片付けることで、共生への一歩を踏み出す。この場面に胸がぎゅっとなった

HAYASHI, Seiichi@seiichi_songil

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