ポスト

聳え立つ門は、放棄された世界に存在する物を許さない 正史より生まれた自分も、封鎖されたからには戻ることは叶わないだろう 外に出た彼らがこの門をこじあけてくれないと、ここから抜け出すことは出来ない 折角守りきったのに、再び時間軸は歪み始め、防いだはずの存在しない歴史が芽吹き始める

メニューを開く

みんなのコメント

メニューを開く

残された自分はどうなるだろう 物語を背負って顕現した自分にとって、この偽りに傾いた物語は毒でしかない 侵食していく 無かったはずの歴史が、記憶として刻まれる 最早どれが史実で、どれが正史であったかさえ分からない ああ…ここで失われた名前は何だったのだろう もう、思い出すことは叶わない

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ