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隈研吾さんは、著名人がおすすめの本を紹介する『ほんのきもちです2022』の中で、1970年初刊の吉田健一『ヨオロッパの世紀末』という、十九世紀末のヨーロッパについての本を推薦している。難解で本章はなかなか読み進められなかったが、辻邦生氏による解説として以下が書かれている。

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豊田峻輔 Shunsuke Toyoda@toyoda_shunsuke

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ヨーロッパがヨーロッパとなったのは、ギリシャ、ローマ文明で、人間が人間であるという自覚に達した結果であって、そこでは人間は優雅に生き、居心地のよさを保証してくれる文明の状態を楽しんだ。その後、キリスト教その他の宗教が入り、人間は古代人の単純さ、明るさを失い、次第に内面化して複雑

豊田峻輔 Shunsuke Toyoda@toyoda_shunsuke

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