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「…………」  ハイエナの言葉に、そういえば元の十六歳の彼女にも全く同じことをしたことを思い出し、けれど火に油を注ぎそうなので黙っておくことにした。  愛娘命のこのハイエナが聞いたら、それは面倒なことになるに違いない。 「なー?」 「……あぁ、大丈夫だ」  一体全体何が大丈夫なのか。

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自分でも分からないがライオンはそう答え、けれど決して彼女を離すことはない。  彼女の柔らかな頬、甘いふわふわの体に顔を埋めて、ライオンは暫し鼻と心の癒やしに勤しんだのだった。 「つか、いい加減離してくださいよ。ミルクの時間なんで」 「あと5分」  嘘だなとその場にいる全員が思った。

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