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97/ 戦争を否定し、平和論を論じた。これがパンフレットになって出回っているうちに、内務省警保局の手に渡った。  昭和12(1937)年の『中央公論』9月号矢内原寄稿「国家の理想」を、土方ら革新派がやり玉に挙げた。  経済学部の教授会が10月に開かれ、土方学部長は「このような論文の執筆者は

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花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️@chokusenhikaeme

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98/ #虎に翼 大学教授としての適格性があるか」と発言した。学外でも新聞が彼らを批判し、これを問題視する貴族院議員が現れる。議会が取り上げると、文部大臣が放っておけなくなる。  矢内原問題も昭和8年の滝川事件と同じ経過をたどることになった。  矢内原の講演を内務省が国体背反と批判し、

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