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芥川賞(第67回)畑山博「いつか汽笛を鳴らして」を読んだのだ。しんどい小説なのだ。子供の頃に背負った罪の意識、兎唇による劣等感、社会的弱者同士で相手を低く見る関係性、等々。主人公が電車で痴漢に仕立て上げられることを想像して怯える場面とか、現代と変わらないなって思ったのだ。

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預言者アライ(ヨライ)さん@nekonomical

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芥川賞(第68回)郷静子「れくいえむ」を読んだのだ。戦争末期の空襲などを描いた反戦小説なのだ。かなりしんどい話な上に時系列を混乱させるような書き方をしていて、読みにくい……のに、不思議と読ませる力があるのだ。結末で主人公を死なせるのはどうかと思ったけど、書ききった感はあるのだ。

預言者アライ(ヨライ)さん@nekonomical

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