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117/ 新たに4冊目が加わったのは、栄治郎に進退を問うための布石だった可能性がある。文部省は、この『社会政策原理』が栄治郎の担当講座「社会政策」の根幹をなすことから、出処進退で揺さぶりをかけた。  軍部、文部省、右翼の圧力を受け、失意のうちに死去した東京帝大総長、長与又郎の後任は

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花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️@chokusenhikaeme

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118/ なり手が見つからなかった。  いったんは総長選挙が実施され、国際法が専門の山田三良教授が選ばれたものの、本人が固辞して再び宙に浮いた。  紆余曲折の末に、前工学部長だった海軍中将、平賀譲が選任されたのは、昭和13(1938)年12月半ばである。

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