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西洋の哲学者は、一般的に、フランスの哲学者デカルトの「我、思う故に我あり」と言う命題が絶対的に正しいと考えて、自分自身の主観的な視点をデフォルトとして哲学的な思索をしようとしているようだが、今後、科学の新しいパラダイムを拓く為には、全く新しい視点を取る必要があると私は考えている。
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この新しい視点を通して、我々人類が獲得して人間になる事で成立した自己意識が、宇宙の誕生から他者との境界線を確立する自己存在を獲得し、次に生物的な自己同一性を獲得した事で、他者に対して行動を起こす自己意志を獲得し、更に進化して最終的に自己意識になる過程を、第三者の視点で観察出来る。
