ポスト

世界を破滅に導く経典を探しているのですと、僧侶は言っていた。図書館にあるだろうかと思いながら、郷土資料の書庫を探したが、やはりない。結果を伝えると、僧侶は悲し気に首を横に振って立ち去った。彼が立ち去ると、なぜか自然と、危なかったという言葉が漏れた。 #140字小説 その533

メニューを開く

鞍馬アリス@kurama_alice

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ