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#創作BL #雨の日をお題に創作してください 雨の日は古傷が痛む。 社会人2年目になるΩはシャツの立て襟の上からうなじに触れた。 あれは大学4年生の時、大雨の日だった。 αの准教授と恋に落ちて幸せな日々を過ごしていたΩだが、彼に妻子があることに気付き、涙ながらに別れを告げた。しかし彼は
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応じず、無理に体を暴いた挙句うなじを執拗に咬んできた。 発情期ではなかったものの、何度も犬歯を食い込まされてえぐられたうなじには消えない痕がついてしまい、うなじを人に触られるのはもちろん、咬まれることを想像するだけで過呼吸になりかける。 Ωは傷だらけで大学構内で倒れていたので