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軽井沢に帰った後の犀星の日記には「8月1日、中央公論、改造の追悼文依頼を断る」「8月2日、文藝春秋、文章倶楽部への追悼文、新潮での追悼座談会を断る」と書かれている。犀星が芥川の死について初めて書いたのは、芥川の死から1年以上たってからだった。#室生犀星 第185話

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鈴木裕也(スズ裕也の文豪のお話)@suzukiyuya339

通夜が終わって明るくなっても犀星は帰ることができなかった。同じ思いの菊池寛(写真)、佐々木茂策、久米正雄らと並んで縁側に座り続けた。傷心のまま、28日に谷中斎場で行われた葬儀にも参列。身も心も疲れ果てて軽井沢に戻った。追悼文を求められたがどれもに応じられなかった。#室生犀星 第184話

鈴木裕也(スズ裕也の文豪のお話)@suzukiyuya339

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