金沢は、室生犀星の『幼年時代』の金沢が心象風景として心に刻まれていたので、実際金沢に訪れてみて、タイムスリップして未来に来てしまったような感覚になった。 100年を迎える犀川大橋、犀星はそれ以前の木造の橋のほうが好きだったようです。 #金沢 #室生犀星 #幼年時代 pic.x.com/l17vsli9os

仕事で金沢に行った帰り少し時間あったので室生犀星記念館に寄ることができました。 犀星字かわいい。 #室生犀星 #室生犀星記念館 pic.x.com/hotka2qspq

娘の肩は出たばかりであった。あらわに空気と触れることにまだなれていない肌の色であった。 「文豪たちが書いた耽美小説短編集」読了 #耽美小説短編集 #谷崎潤一郎 #岡本かの子 #永井荷風 #芥川龍之介 #江戸川乱歩 #室生犀星 #里見弴 #田山花袋 #夢野久作 #坂口安吾 #川端康成 #読了 pic.x.com/orurrgy2k9

脳溢血の発作以来、右半身が不自由なとみ子だが、次第に自分でできることが増えてきた。風呂にも入る、俳句も作る、時には料理も作る、飼い犬や猫の世話もする。しかし昭和34年夏、風邪を引いてから左子の詩が痛いと言い出し、寝込むことが増えていた。夜は看護婦が来て看病した。#室生犀星　第334話 pic.x.com/ztnfkhavlh

＜本を読もう、街に出よう＞（8）室生犀星　「日本のモンマルトル」の地で育んだ芥川龍之介との交流とは：東京新聞 TOKYO Web tokyo-np.co.jp/article/348750 今月は田端でした！ #室生犀星 #芥川龍之介 #田端文士村記念館

店に着くと犀星は朝子に「あの子に日曜日に遊びに来るよう言ってくれ。地図を渡してほしい」と言った。日曜日、とみ子と朝子が困惑しながら女店員を待つと、彼女はやって来た。名を小山万里江という(朝子「父室生犀星」による)。時計問屋から大丸に出向していることがわかった。#室生犀星　第333話 x.com/suzukiyuya339/…

むむ！#田端文士村記念館 で9/21(土)まで開催中の企画展「友情から生まれたもの」おもしろそう 🧐ｼﾞｬﾏｲｶ #田端文士村 #芥川龍之介 #室生犀星 東京新聞(2024.8.22) ＜本を読もう、街に出よう (8)＞ 室生犀星「日本のモンマルトル」の地で育んだ芥川龍之介との交流とは tokyo-np.co.jp/article/348750

#虎に翼 #美空和枝 #吉田嘉七 #労組潰し #関東大震災 #チキンの時代 #親なるもの断崖 #窓ぎわのトットちゃん #スリーピング・ボイス ＜本を読もう、街に出よう＞（8）#室生犀星　「日本のモンマルトル」の地で育んだ #芥川龍之介 との交流とは 2024.08.22 tokyo-np.co.jp/article/348750】 pic.x.com/liasxjp5u4

腕時計を買う際に垢抜けない少女のような店員が犀星を見つめていた。数日後、時計の調子が悪く修理してもらいに大丸に行く際、犀星は朝子にサインした文庫本を2冊持たせた。犀星はその女店員にサイン本を渡した。その数日後、犀星はまた朝子を伴って大丸に行くことになった。#室生犀星　第332話 x.com/suzukiyuya339/…

昭和29年に開業した百貨店「大丸東京」は営業初日に20万人が来店した(写真)。その大丸の営業担当者が犀星宅を訪れ買い物を月末勘定にしてくれと言いに来た。何か買ってやらねば、朝子を伴って犀星は大丸を訪れた。そこで10万円の腕時計を買い、5万円を払い5万円を月末払いにした。#室生犀星　第331話 pic.x.com/9w5bnh0oav

昭和30年代になっても犀星は夏に軽井沢を訪れたが、体が不自由なとみ子は自宅の馬込で朝子と過ごすことが増えた。なぜか犀星の周りには女性作家たちが集った。写真は軽井沢の別荘で女性作家たちに囲まれての1枚。左から1人おいて、生方たつゑ、葛原妙子、長沢美津、五代美代子ら。#室生犀星　第330話 pic.x.com/5qusbufbxw

#松原健之「#あの町へ帰りたい」 #室生犀星 #抒情小曲集 #小景異情 #文学碑 #金沢 #石川県 #あんずの花 youtube.com/shorts/FZGtMmG… @YouTubeより

昭和33年7月「婦人之友」編集部の松井志づ子の依頼を受け、同誌に「かげろうの日記遺文」(写真)を書き始めた。これは戦前からの文学への制約の中で犀星が書き続けた王朝物の「卒業論文」と犀星自身が位置付けた作品。「蜻蛉日記」でわずかに登場する小路の女を主人公に据えたもの。#室生犀星　第329話 pic.x.com/aotpqvuqey

この頃犀星は毎日、規則正しく生活していた。早起きして朝食は7時半。ラジオのニュースと名曲鑑賞を聴き、9時から仕事。昼食は正午、ラジオを聴きながら。13時に入浴。15時になって初めて家族が茶の間に集まり、夕食の相談などをする。夕方は映画館や散歩。夜は20時に床に就いた。#室生犀星　第328話 x.com/suzukiyuya339/…

#夏井いつきのよみ旅 #ROLAND #金沢市 #Eテレ 1転職繰り返し行政書士目標 2大阪→金沢転勤 鰤起しに驚 用水巡り好き 3→93歳女性97歳兄想い 4 夏井作 5 森八若女将作 6 #室生犀星 好きで退職後大阪から移住 犀星没日に誕生 7夫を亡くした女性作 30年ほど前 #夏井いつき 氏の講演聞いた 話上手だった pic.x.com/ud4kyqk4o1

昭和33年1月、犀星は「杏っ子」で第9回読売文学賞の小説賞を受賞(写真左から2人目)。青野季吉に「犀星文学の頂点」と評された。写真には同時受賞した野上彌生子、評論・伝記賞の安倍能成、詩歌俳句賞の五島美代子、生方たつゑ、研究・翻訳賞の高橋健二、東郷豊治の姿が並んでいる。#室生犀星　第327話 pic.x.com/ncie0m9ui8

「杏っ子」のヒットで「婦人朝日」が朝子に、父について書いてほしいと原稿依頼した。初体験に四苦八苦しながら、やっと13枚の原稿を書いた朝子が、犀星に見せると「ワシが手を入れたと思われたら、今後のキミのためにならん。だから一切読まない」と言って、読むことを拒まれた。#室生犀星　第326話 pic.x.com/oxt4i8zm45

東京新聞に271回にわたって連載された「杏っ子」は原稿用紙850枚の大作。何冊も書かれた犀星の自叙伝小説の集大成となった。犀星は「流行る作家というものはこんなふうの日常を送っているものか」と驚き、その多忙を楽しんだ。同書は東宝で映画化され、香川京子、山村聡が演じた。#室生犀星　第325話 pic.x.com/aacdmme1dv x.com/suzukiyuya339/…

新聞連載中から「杏っ子」は人気だったが、単行本化されると売れまくった。増刷も繰り返された。毎週のように届く速達便には検印紙が数千枚入っており、朝子はそれに検印を押した。この仕事が朝子の小遣い稼ぎとなった。犀星が朱肉を好まなかったため、茶肉を使っていたという。#室生犀星　第324話 pic.x.com/d0b8bxeqxg x.com/suzukiyuya339/…

#今日は何の日 8月19日は語呂合わせで #俳句の日 「らくだ」が出てくる #俳句 を探したらありました。 しかも、有名な #室生犀星 の作で！ #プレバト の #夏井先生 みたいに、一つの分野で 圧倒的な知識を持ってるのって憧れる。 #さかなクン とかね。 pic.x.com/pgdrga0re7

作品が昭和31年11月から東京新聞夕刊に連載された「杏っ子」(写真は予告広告)である。自身の生涯を描いた作品は好評だった。当の朝子もとみ子も毎日の夕刊を楽しみに待ち、読んで涙することもあった。連載は翌年8月まで続き、単行本化されるとベストセラーになり、映画化もされた。#室生犀星　第323話 pic.x.com/vxl8x0iiqi x.com/suzukiyuya339/…

一番ボイスドラマ化したかった作品。 これはさすがに一人二役は無理なので願い叶わず。 なんと諦めることの多い人生。 #室生犀星 #青空文庫 x.com/zikkai/status/…

午後に激しい雨が降り、現在23℃で気持ちが良い #軽井沢 です。 #軽井沢 は多くの文学者が訪れ、創作活動を行いました。 自らの別荘を建てた文学者、#室生犀星 別荘が軽井沢で公開されています。今、お庭の苔が素晴らしくきれいで、お勧めです。 #室生犀星別荘 #苔庭 pic.x.com/vcj41zxo6y

「随筆女ひと」が売れて再び仕事が増えた犀星がある日、朝子(写真)を自室に呼んだ。そして「いよいよ東京新聞に君のことを書くことになった」と告げた。自身の文学の集大成となるものを書くつもりだった。朝子は「お父様のまな板に乗った以上好きなように料理してくれ」と答えた。#室生犀星　第322話 pic.x.com/fjftvwllp5

6月4日装幀家の恩地孝四郎(写真)が亡くなった。上大崎の高福院で告別式が行われ、犀星も傷む胃を締め付ける袴を我慢して着て参列。弔辞は読まずに祭壇に置いて帰った。胃潰瘍の再発だ。楽しみにしていた金沢行を医師の勧めによりキャンセル。6月30日から軽井沢にいたが胃は傷んだ。#室生犀星　第321話 pic.x.com/fz5uc3ftbr

「黒髪の書」は犀星が期待したほどは売れなかった。しかし、その年10月に単行本にまとめられた「随筆女ひと」は新潮社から刊行され、いわゆるベストセラーになった。1年ちょっとで第10版が増刷され、3万7000部という当時としてはかなりの売れ行きとなる。犀星3度目の復活である。#室生犀星　第320話 x.com/suzukiyuya339/…

昭和31年1月から「随筆女ひと」の連載が始まり、2月には短編集「黒髪の書」(写真)を出版。「近作集のない作家は刀を差してない武士と同じ」と言っていた犀星の、久しぶりの単行本だ。喜びのあまり犀星は自著を20冊買いこみ、中野重治、内田百閒、佐藤春夫ら28人に自著を寄贈した。#室生犀星　第319話 pic.x.com/rfptvbsrgp

「新潮」に連載する随筆のタイトルは「随筆女ひと」(写真)。自分の容姿を卑下しながら、自身の半生を振り返るこの連載が昭和30年正月号からスタートすると好評で迎えられる。これを機に犀星は昭和20年代の不遇から抜け出す。小説と同額の原稿料(1枚1500円)、計3万円を受け取った。#室生犀星　第318話 pic.x.com/v3litdvapz

退院後も服薬治療を続けたが、風邪を引いたりして犀星の体調は思わしくない。5月26日の堀辰雄の一周忌は、不調をおして出掛けたが、7月24日の芥川龍之介の河童忌(写真は昭和9年のもの)は欠席。そんな年の10月「新潮」の編集者小島きくえが来訪し正月号から随筆を書いてくれと言う。#室生犀星　第317話 pic.x.com/eyqmmmpq5f

入院して8日目、ようやく胃の出血が止まる。川島震一医師(写真)は犀星に手術を勧めたが、犀星は固辞。スープと牛乳だけの食事を16日間続け、2月9日になってやっと痛みがおさまり始める。入院中に、医師たちの目を盗んで短編小説や入院記など、2月23日に退院するまで120枚を書いた。#室生犀星　第316話 pic.x.com/amscollx3n x.com/suzukiyuya339/…

昭和29年の正月を迎えて胃が痛み始めた。胃痛はこの数年の恒例になってしまった。折口信夫が胃癌で死んだことから、犀星も自分も胃癌ではないかと心配し始める。1月14日には猛烈な痛みに襲われ食欲もない。22日に日比谷の川島胃腸病院に入院。胃潰瘍による出血の痛みと診断される。#室生犀星　第316話 pic.x.com/xkhvxc6izs

堀辰雄の葬式に同道した際にも辛そうに見えた折口信夫(写真)が9月3日に死去。胃癌だった。9月22日に行われた十五夜祭に参列。「今ははた老いかがまりて誰よりも彼よりも低いしわぶき(咳払い)をする」という信夫の絶唱を3度唱えて、犀星は大切な友人を送った。犀星も65歳となった。#室生犀星　第315話 pic.x.com/pl6satwoz8

辰雄の葬式の頃から右胸に痛みを感じていた犀星。6月26日に丸の内の郵船ビル(写真)にあった金子内科でレントゲンを撮ってもらう。結果は肋膜に異常なし。梅雨が上がり、転地療養すれば治ると言われホッとする。肋間神経痛だった。7月から軽井沢で療養兼避暑。堀辰雄の家を訪ねる。#室生犀星　第314話 pic.x.com/k3mcxwxueg

#金沢 に #帰省 🚅帰ってきて早々に #金沢21世紀美術館 にて開催の #朗読 ライブに行ってきた🚶‍♂️ #芥川龍之介 が #室生犀星 を訪ねて金沢を訪れて100年だそうな📅 朗読は先日の #三鷹 で開催の #太宰治 の作品朗読と同じく元 #テレビ金沢 の #フリーアナウンサー #戸丸彰子 さん😊次は何を聴けるだろう pic.x.com/kcaetcym8s

式の後、犀星は辰雄の家で霊前で夕食をとった。多恵子夫人は憔悴していた。6月5日、追分に帰るという多恵子が1人で帰るのは寂しいというので、朝子を同行させる。手土産を持たせ、朝子の服を新調、位牌と並べて置く千手観音を一体、朝子に持たせた。写真は晩年の辰雄と多恵子(左)。#室生犀星　第313話 pic.x.com/k8xazruimh

堀辰雄の葬儀で犀星は話しかけるようにして悼辞を読んだ(写真)。「堀君、君こそは生きて生き抜いた人ではなかろうか。1日の命の値を手の上に並べて、いたわり撫でさすって今日も生きていたというふうに、命のありかを見守っていた人ではなかろうか」と。驢馬同人と久しぶりに会う。#室生犀星　第312話 pic.x.com/rbdsxb9fbb

堀辰雄の葬儀は6月3日、芝の増上寺で執り行われた。葬儀委員長は川端康成。葬儀前夜、折口信夫の書生が犀星宅を訪ね、悼辞と弔文の分担を決めた。式当日、折口は犀星宅に寄り、2人は会場まで同道した。写真は葬儀の様子。右端が犀星、順に佐藤春夫、川端康成、前列左端が折口信夫。#室生犀星　第311話 pic.x.com/eesoodb2ot

焼き場で川端康成は、焚き口に火をつけようとする多恵子夫人に「火はあなたではなく他の人がつけたほうがいい」とアドバイス。多恵子の弟の俊彦が点火した。朝子は辰雄のお骨を持った多恵子に付き添い車で東京に辰雄を連れ帰った。#室生犀星　第310話のおまけ

5月30日、辰雄に自宅で葬儀が行われた。霊柩車が到着し、塩沢の火葬場に運ばれる。薪を用いるので遺体を焼くのに8時間かかると言われ、参列者はいったん追分に戻る。写真は再び火葬場に戻った参列者たちが煙を見上げながら野辺送りをしている様子。右端が川端康成、3人目が朝子。#室生犀星　第310話 pic.x.com/cxczwqzgdx x.com/suzukiyuya339/…