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アルフレッド・クリミというイタリア系アメリカ人のモダニズム画家を知った。第二次世界大戦中、スペリー社の技術図像部に雇われたこの画家は、砲塔で操縦する兵士を「まるでX線で透視したかのように」描いた。ウィーナーの『サイバネティクス』に先駆けること5年。1943年発表のマン・マシン透視図。 pic.twitter.com/9XcWrtxL4j
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モスクワ訪問の際、サイバネティクス理論に基づいて発明された義足を見てウィーナーは感銘を受けた、と『サイバネティクス全史』は語る。直後この本は切断された手首断面の神経と義手のフィードバックの話になる。ウィーナーのマン・マシン理論は、四肢欠損の傷痍軍人が溢れた戦後風景の中で構想された pic.twitter.com/MdvlADhPuo
ジョルジュ・フランジュの『顔のない眼』(1960)の顔の描写には傷痍軍人の面影がないだろうか。フランジュは長編を撮る前のドキュメンタリーで、戦争で傷を負った者のための『アンヴァリッド廃兵院』(Hôtel des Invalides )(1951)を撮影しているが、くずれた顔が最も現れ目撃されたのは戦場だ🐪