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『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2』(角川ホラー文庫)読了。タイトル通りの本で、独特の短編たちが犇めいている。どれも独特で少し奇妙な物語だった。トップバッター『サンマイ崩れ』は熊野の空気感と精神を病んだ語り部がいい。特に強迫神経症の描写はものすごくリアリティがある。終わり方も

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洲央@原作担当漫画連載中@laurassuoh

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静謐でいい。『鼻』はディストピアSFとサイコものの合体技。『トンコ』はつらい現実の『ベイブ』。ここから後半3作はぜんぶかなりよかった。『生き屏風』は好きなタイプの話で、妖や屏風の中の妻の雰囲気がどこか唐風でもある不思議な話。終わり方が実にいい。ちょっと百合まである。

洲央@原作担当漫画連載中@laurassuoh

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