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何も出来ないのなら見守ろうと、私はそう思った。 校舎から見下ろして、校庭にいる二人を嘆かわしいなる悲しい心持ちになりながら伝えられない思いが溢れ出してくる。どうして?とかなんで?とかそんな気持ちじゃない、だだ、守りたい者が無くなる感情に浸るだけ。 本当はね抱きしたかったんだよ 1/2

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草加みつき@kurusu_hinata

みんなのコメント

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「大好きなのに、もう手に入らなかった。好きなのに、こんなに好きなのに」 「秋、大丈夫だよ。まだ私がいる」 「一葉、抱きしめて」 その瞬間、体全体に一葉の甘い体が秋を包みこんだ。 「大丈夫!秋にはわたしがいる。好きだよ」 涙が滝のように溢れる。 (嬉した一葉。私は、貴女のものなのだ) 3/3

草加みつき@kurusu_hinata

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「あーき!誰ーだ!」 この声と甘い匂いは、一葉だ。 柔らかい手がこんな時やななんで目元をかくす。 「か、ずは・・・」 「どうしたの?目が濡れて、、、ないているの?」 「何でも無い。何でも無い」 なんどでも連語するがそれでも涙は止まらなかった。

草加みつき@kurusu_hinata

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