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もう二十年ほど前から「東大に進学するのは裕福な家庭」という報道がなされている。そしてそのことを知っている人はとても増え、今や常識。そのためか、街角インタビューでも「どうせ東大に合格してるのは金持ち出身なんでしょ、だったら学費上げても構わないでしょ」という意見が。
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金持ちにとっては月1万円の値上げがなんだ。国内私立や海外留学と比べたら安い買い物という感覚だろう。 しかし何かの折に貧乏や貧困になった人たちには、たかが一万、されど一万。 それがあるだけで、携帯が持てるか、家賃が支払えるかが変わってくる。
これは恐らく「金持ちからはふんだくったらいい、ざまあみろ」という報復感情も多少手伝っているのだろう。 しかし実態は逆になる。金持ちには150万円の学費なんか痛くもかゆくもない。しかし貧困家庭ではとても支払えない金額。単に貧困家庭を締め出す効果しか起きない。
私が東大に入った1976年、学費は半年4万8千円。普通の会社員で十分手が届いた。実際私は小学生の頃から父に「うちは金がないから大学は国立しか駄目」と言われてそうしたし、同期にも親は高卒という人がざらだった。国民の学ぶ権利と幸せを護る為にも、国を成長させる為にも国立大はそうあってほしい。…
東大の学費上げは、国公立大学すべての学費上げを後押し、少数だが一定数いる裕福ではないけど優秀な層の大学進学を阻む要因になる。東大はじめ国公立はむしろ学費を無償化し、代わりに進級卒業認定を厳格化すべき。AOは一分野に突き抜けた才能を拾い上げる本来のシステムとしてだけ残すべきと思う。
約20年前、東大生の家庭年収が1000万円近いと聞いて、確かに裕福なイメージを持ちました😅しかし現在でも、東大生の家庭の半数以上は1050万円未満…哀れ今では世帯年収1000万円でも、重すぎる税金(社保含む)と物価高、老後準備のために、暮らしに余裕は全くないでしょう🥲 diamond.jp/articles/-/318…
日本は江戸の昔より在野の天才秀才を掬い上げる事で欧米にも絶望的な差をつけられず、敗戦でボロ負けしても次の世代が生き延びてた程には担い手に厚みがありました。この強みがなくならない様にしていきたいものですね。