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#統計 テストする薬達の中での効く薬の割合pが50%ならば、有意水準5%(両側)の「危険率」の仮説検定で「効く」と判定された薬達の中での実際には効かない薬の割合は3%と小さめの値になる。 しかし、p=10%、5%、1%ならば同割合は22%、37%、76%と大きくなり、酷いことになります。

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黒木玄 Gen Kuroki@genkuroki

#統計 だから、効くと判定された薬に限定したときの効かない薬であることの条件付き確率は 0.025(1-p) / (0.8p + 0.025(1-p)). p=50%, 10%, 5%, 1%についてこの値を計算すると、それぞれ 3%、22%、37%、76% になります。続く

黒木玄 Gen Kuroki@genkuroki

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#統計 上の計算は、「効く」と判定された薬達の中での効かない薬の割合という意味での実効的な危険率は、有意水準αという名の「危険率」よりもずっと大きな値になる場合があることを意味しています。 「P値<α」という条件単体では実行的な危険率をコントロールできません。

黒木玄 Gen Kuroki@genkuroki

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