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多くの死者を出した難工事の凄惨さを克明に描きながら、その犠牲者や遺族に対する管理者目線の描写、更には、彼らもその意地のために工事を冷酷に狂気の如く完遂を目指す様子や、同時にその妄信的な行動が、国家や戦争に翻弄されていたという描写に薄ら寒いものを感じました。 #読了 #高熱隧道 #吉村昭 pic.twitter.com/kyc5lsUMie
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例えば偶発的に発生した大きな事故とか残酷な事件とか、戦争などを扱うドキュメンタリーは、凄惨な内容だけに話を振り過ぎて、人災であるにも拘わらず恰もそれが自然災害か何かのような描かれ方をした作品が散見される様な気がするけど、本作は徹底して管理者目線で描かれているところが凄いですね。