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社会に順応していく麦と夢を捨てない絹というより、苦しんで何かを生み出す人と楽しんで消費する人の対立が観ていてキツかった。
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“こういうカルチャーの側にいるイケてる自分”というノリも(黒歴史を思い起こさせたりして)キツかった。二人がカルチャーを通じて周りを見下す感じがときどき鼻についたけど、映画の作り手も意図しているのか、最後のファミレスの場面で二人の趣味をありふれたものとして描いているのが残酷だった。
社会に順応していく麦と夢を捨てない絹というより、苦しんで何かを生み出す人と楽しんで消費する人の対立が観ていてキツかった。
メニューを開く“こういうカルチャーの側にいるイケてる自分”というノリも(黒歴史を思い起こさせたりして)キツかった。二人がカルチャーを通じて周りを見下す感じがときどき鼻についたけど、映画の作り手も意図しているのか、最後のファミレスの場面で二人の趣味をありふれたものとして描いているのが残酷だった。
